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ソークオフだよ人生は

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2019年 04月 11日

イタリアに怪しい雑誌を送る

いや全然怪しくないんですけどね。

ミッドウェイ海戦』のルール英訳をしてくれているイタリアのニコラさんから、「そう言えば日本製の『ミッドウェー海戦』のソリティア・ゲームがあるんだって? 何とか入手できへんか」と頼まれまして、秘蔵のコレクションを差し出すこととなりました。ニコラさん、とにかく日本のウォーゲーム事情に詳しくて、「ゲムマ大阪出るんやろ、せやったら『珊瑚海決戦カードゲーム』買うてきたらんかい」と頼まれたほど。

ということでニコラさん、確かに今日EMSで送りましたよ!!

ちなみにニコラさんのルール英訳は間もなく完成するとのことで、それがアメリカに渡ってアンクル・ジャックのお眼鏡にかなえば新たな展開につながるかもしれません。つながらないかもしれません。ちなみのちなみで以前に紹介したクレタ島降下作戦のゲーム、イタリアで絶賛テストプレイ中とのことで、何だか評判がよろしいようです。
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※さばげ隊長に挑戦状叩きつけたった(あ、これ負けフラグ)。

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# by yas_nakg | 2019-04-11 13:18 | ほぼ日 | Comments(0)
2019年 04月 10日

パラ・ベラムのぶれない姿勢

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『パラ・ベラム』も早5号。半年に1冊のペースをキープしていますね。

第5号は1942年の東部戦線。赤軍による冬季攻勢が付録ゲーム。

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ああ、もう冬ですね。寒々しいです。マップの縁が凍り付いちゃってますよ!! こんな表現は初めてじゃないでしょうか。

ちなみにこのゲーム、主役はイタリア第8軍です。ほとんどの東部戦線ゲームでは脇役に徹することになる、あの第8軍です。『ニュー・シネマ・パラダイス』のトトの父ちゃんも第8軍配属でしたっけ。スケールが大きくなると評価が厳しくなるイタリア軍ですが、戦術戦闘では勇戦しています。このゲームでは果たして。それにしても付録ゲームでは断固としてイタリア軍しか扱わない姿勢に惚れ惚れいたします。

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入荷はもう少し先ですが楽しみです。ナポレオンのイタリア戦役のゲーム『Au Pont de Lodi』も出版されるようで、こちらはバタイユ・システムとのこと。


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# by yas_nakg | 2019-04-10 14:36 | ほぼ日 | Comments(0)
2019年 04月 04日

ミランダはイノベーターやで〜

今週は帯状疱疹のためにダウン中ですが、あれ、本当に

● ストレスがトリガーになる
● 本当に辛い
● 時間かけて回復するしかない

んですね。先週の月曜日に、「それが引き金や」と言われたら「それや!」と即答できるほど面倒臭いことがありまして。現在投薬中ですが、ストレスを避けろ、よく寝ろと医者に言われたものですから、『Blitzkrieg in the West』のルールをがっつり読みつつ毎日8時間寝ています。

ゲーム・デザインはジョセフ・ミランダ氏。本エントリのタイトルですが、これ、ポーランドのウォーゲーマーであるマジェクさんに言われたことで、「それな〜」とJKのように二人してキャッキャウフフしておりました。その後で「細かいことはさておき」とお互いに付け加えましたが。ポーランドへ行った時の話は『BANZAIまがじんEX』で書き始めたのでよろしくお願いします(ダイマ)。

本作でもイノベーターぶりは発揮されておりまして、フルマップ1枚強、カウンター・シート2枚(歩兵は軍団規模、機械化は師団規模が基準)という標準的な1940年の西部戦線キャンペーン・ゲームのルックスですが、「1940年のキャンペーンが史実のように終わるとは誰も想像できなかった」という観点から、2つの不確実性に焦点を当てたデザインとなっています。即ち、

  1. 戦術/作戦的な不確実性: 1940年のドイツ軍と言えば電撃戦でしょ、というのは後知恵であって、実際は第一次世界大戦末期の浸透戦術の延長でしかありません。というのは『電撃戦の幻』(カール=ハインツ・フリーザー/中央公論新社)に詳しいですが、まさにその通り。ゆえにこのゲームではドイツ軍が電撃戦を行える特別なルールはありません。ゲーム開始時に両軍は「作戦カード」を選んで戦争準備を行うわけですが、それによって初めて機動戦が可能になるのです。基本は両軍ともシングル・インパルスなのですが、作戦カードにより第2、第3インパルスまで可能になります。詳細はまたの機会に譲るとして、連合軍が(背伸びして)機動戦にチャレンジすることも可能ですし、(無理して)アルデンヌの守りを固めることもできます。
  2. 国家のモラル: 1940年戦役では、まだ抵抗できる力が残っているにもかかわらず、連合国は降伏しました。第一次世界大戦の流血の悪夢を引きずっていたからで、ひどいことになる前に幕引きしようと判断したのはその理由の一つであると、ミランダ氏はデザイナーズ・ノートに書いています。ドイツにしても1940年戦役当時は国内の体制は盤石とは言えなかった。各国は戦闘を通じて様々な形で「ショック・ポイント」が蓄積され、それが閾値を超えると崩壊する仕組みとなっております。

プレイヤーは1940年戦役のドイツ軍または連合軍の司令官となり、史実を追体験するのではなく、戦争に勝つために(敵国を崩壊させるために)何をするのか計画します。そのためにどのような準備をするのか、作戦カードを使ってプランを練り上げていくわけです。

これに航空作戦が加わってさらに展開の幅が広がりそうなのがポイント。早くやってみたいです(できれば連合軍で)。


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# by yas_nakg | 2019-04-04 07:56 | ほぼ日 | Comments(0)
2019年 04月 01日

【日本すごい!!】ボードゲームに登場する最強日本人とは

b0142122_09344302.jpg歴史を扱うウォーゲームには世相が反映されています。例えば中国がGDPで日本を抜いて世界第2位になった頃から、アメリカでは中国の覇権主義をテーマとしたゲームが立て続けに発表されました。日本版も発売された『レッド・ドラゴン・ライジング』(2008年)はあまりに有名です。副題は「来る中国との戦争」、滾っちゃいますね。

最近、イスラム勃興期をテーマにしたゲーム『アポカリプス・イン・ジ・イースト』(2019年)や『ジハード』(1981年、19年に再版)が発表されたのは、イスラムに対する理解を深めたい(それがどのような動機に基づくかは別として)というムードがあるのかもしれません。

さて、ウォーゲーム華やかなりし頃の1970年代から80年代にかけては、もちろん(幸いにも起こらなかった)第三次世界大戦をテーマにした作品が多かったのですが、80年代中盤からは「日本もの」も増えてきました。その頃から自動車を中心に日米貿易摩擦がいよいよ問題となり、1985年にはアメリカの対日貿易赤字が500億ドルに達し、円高誘導のプラザ合意が発表されました。日本、やばい存在です。

汝の敵、日本を(ゲームで)知れ、てなもので、例えば第二次世界大戦欧州戦線の歩兵戦をテーマにしたカード・ゲーム『アップ・フロント』(1983年)のモジュールとして、太平洋戦線の『バンザイ』(1984年)が出版されました。パッケージ・アートに、当時のアメリカ人の日本人に対する憎悪と畏怖を感じることができます。ゲームの中でも日本兵、強いです。

これがいきつくところまでいくと石原慎太郎を首相とした「ノーと言える日本」が空母〈ヒロヒト〉を配備してアメリカと第二次太平洋戦争を始める『レッド・スカイ・モーニング』(1991年)になりますが、バブル崩壊が始まった頃に出版されても、当事者としてはネタとして笑いにくいものがありました。

さて、時代は流れてジャパン・バッシングからジャパン・パッシングの時代。リアルの世界だけではなく、歴史ゲームの世界でもアメリカのカウンターパートとして中国、あるいはイスラムに注目が集まっているのは冒頭で書いた通りですが、久々に日本が、しかも個人が歴史ゲーム(現代戦)に登場していたので紹介したいと思います。

海賊を壊滅させた男

2012年発売の『ソマリ・パイレーツ』。まだメーカーには在庫があるようです。ソマリア沖の海賊を殲滅するために多国籍軍が軍事行動を起こしたら? という仮想設定の基づく作品で、デザイナーはジョセフ・ミランダ氏。氏は独自の文法でCOIN(カウンター・インサージェンシー)作戦を表現していますが、本作にはそのベーシックな要素がほとんど盛り込まれています。

b0142122_10263232.jpgゲーム・システムを説明すると長くなるのでポイントだけ紹介すると、多国籍軍、ソマリア海賊とも世論やメディアを味方にすることで得られる「ネットウォー・ポイント」を使って部隊を動員したり、作戦を行ったりします。多国籍軍にはズムウォルト級ミサイル駆逐艦や空母打撃群に交じって、ユニークなチットがランダムで登場する可能性があります。

左はカウンターシート(BGGから拝借しました)なのですが、右下に注目してください。一風変わったカウンターがありますが……。

b0142122_10320241.jpg拡大してみましょう。「Sushi Zanmai」と書かれているのがおわかりになるでしょうか。このチットはすしざんまいの社長木村清氏を表しており、多国籍軍プレイヤーがこのチットを引くと、ジブチ、ソマリアで漁業のインフラが整備され、海賊側のネットウォー・ポイントがマイナス50されるというものです(海賊プレイヤーがこれをくらった後で挽回するのはかなり困難)。

すしざんまいの木村社長についてはご存じの方も多いでしょう。「ソマリア海賊を壊滅した」とされる日本人です。詳細はリンク先を参照。

もちろんゲームでは木村社長が述べている通り、多国籍軍海上戦力による海域制圧は欠かせません。海賊の跳梁を許していては多国籍軍側のネットウォー・ポイントが減少していくからです(そして成果をあげないと世論の支持を得られません)。しかし「海賊の多くは小さい船で、持っているのもロシア製の粗末な機関銃だけ。蹴散らしても、ほかに暮らす手段がなければまた海賊に戻るだけ」(*)で、潰しても潰してもチープな海賊船が登場して多国籍軍プレイヤーを悩ませます。ところが「Sushi Zanmai」チットがあれば海賊の支持リソースたるネットウォー・ポイントを根絶やしにできる=漁業をビジネスとして成立させることで、海賊行為をする動機をなくすることができるのです。これは大きい。

『ソマリ・パイレーツ』では、鈴木社長が言うように、武力によるハード面での制圧と、(Sushi-Zanmaiチットによって)ビジネスの機会を提供するソフト面での切り崩しにより、多国籍軍はソマリアの海賊を効果的に殲滅できる様が描かれています。見事なシミュレイション、さすがはジョセフ・ミランダ氏です。

泥沼になりがちなCOIN作戦をたった一人で終わらせる可能性を持つ日本人・木村清。彼が歴史ボードゲームに登場する最強の日本人の一人であるのは間違いないでしょう。

(*)すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!(賢者の知恵/現代ビジネス)

重要: 今日は4月1日だからな。


# by yas_nakg | 2019-04-01 00:01 | ほぼ日 | Comments(0)
2019年 03月 29日

クレタ島の戦い

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フィリピン攻略戦のゲームを以前つくりましたが、それの中国語版が出て、英語ルールをつけたものがアメリカでも少数販売されたせいか、あのシステムを使ってクレタ島の戦いをデザインしているという人が現れました。こマ?

b0142122_14474112.jpgクレタ島の戦いをこのくらいのスケールでゲームにするのなら、バルカン戦役の一環として意義を問うのがいいんじゃないかと思ったりするのですが、どうなんでしょう。ああ、自分でつくればいいのか。41年のバルカン・キャンペーンをデスティネーションっぽく。『BANZAIまがじんEX』第2号でつけよう。

それはそうと、ポーランドのStrategy & TacticsじゃなくてTactics & Strategyのゲームを扱うこととなりました。全部箱入り、駒はダイカットだそうです。最初はアルデンヌとワルシャワの「1944」ものからスタートしますが、ご当地アイテムをメインに扱っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。『電撃戦1939』とか『ワルシャワ1920』とか、心引かれるものがあります。

最近話題の海戦ゲームですが、T&Sにも『戦艦ビスマルク』がありまして、どうも太平洋戦争のシナリオも含まれているらしい。にしても、プレイ時間15-20分間っていったい。


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# by yas_nakg | 2019-03-29 15:12 | ほぼ日 | Comments(0)