これもんですわ


と昨日つぶやいた話題でありますが、角丸だけが問題ではなく駒の品質も然り。あとマップも。下は『ヒトラー・ストライクス・ノース』の中国版です。

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精度はさておき(マージンもう少しとったほうが無難ですね)、この写真だとユニットにLAエンボスがかかっているのが見て取れます。ザ・高級感。逆にこの写真だと伝わりにくいのですが、マップにもエンボス加工がかかっており、見た目が良いだけではなく、耐久性の向上にもつながっているようです。折り目がきれいすぎるのです。

厚い紙だとどうしても折れたところから割れてしまう。残念ながら大して厚いわけでもないのに、製品状態で割れているメーカーもあります。

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何回か開いたり閉じたりするとど真ん中から穴が空いた記憶ありませんか? プレイしなければいいだろう! とか言ったらいけない。

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ぴしっとしてますなあ(ほれぼれ)。

無駄に豪華にする必要はありませんが、プレイアビリティを向上させる意味でコンポーネントに工夫をする努力、これからますます求められるようになってきそうです。



2018年11月30日の話題:
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ちゃんと更新していきたいと思っています(思っています)。

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by yas_nakg | 2018-11-30 11:31 | Comments(0)

すみません、少し動きました。

ウルグアイの内戦をテーマにしたブライアン・トレイン氏のゲームでして、『BANZAIまがじん』第5号から始めたコラム「俺の選んだゲームがこんなに売れないはずがない」で取り上げたので、慈悲をいただけたのかもしれません。ありがとうございます。まだまだ在庫あります

OSSのフォリオ第1作『シャイニング・パス(センデロ・ルミノソ)』とよく似たシステムを用いており、1人が政府側、もう1人がゲリラ側を受け持って、それぞれPSLと呼ばれる政治的支援レベルを高める/相手のそれを下げることがプレイの目的となります。政府側とゲリラ側で行えるミッションが異なるのがポイント。加えて政府側は軍、警察、政治家の3つの組織があって、それぞれできることやモラルが異なります。政府側としてはどれか1つを強化するほうが効率は上がりますが、当然ゲリラは弱いところを狙ってきて、その組織のモラルがバーストすると危機が発生し、政権が転覆したりクーデターが発生したり。『トゥパマロ』の場合はゲリラ側があまり危機をあおると戒厳令が発せられてまじもんのドンパチが始まるので、ゲリラはそれなりに自重しなければなりません、ということで『シャイニング・パス』より味わい深いものとなっています。

ちなみに当店のここ1カ月の売れ行きはこんな感じ。売り切れ中のものはリンクしていません。

3位: 中部太平洋戦役(Central Pacific Campaign)
4位: ミニミニ世界大戦(Mini-WW II)
5位: ゾンビ・ウォー(Zombie War)
9位: ラプラタ沖&デンマーク海峡(River Plate & Denmark Strait)
10位: ペロポネソス戦争(Sfacteria & Egemonia)

販売開始数日で『東大安田講堂襲撃』が6位にランク入りするとかすごすぎでしょう!!

『ミニミニ世界大戦』は台湾から出荷されたと昨晩連絡いただきましたので間もなく。『中部太平洋戦役』はちょっと催促しないと。『ラプラタ』は売れるのに一次大戦のほうはさっぱりなんですよねぇ。システムは同じなんですが。



2018年11月29日の話題:
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by yas_nakg | 2018-11-29 14:46 | ほぼ日 | Comments(0)

危うく吉川龍虎先生のお株を奪うところでした。危ない危ない(前頭葉的に)。

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「世界を変えた世紀の決戦」などで取り上げられることのある、イサンドルワナの戦いがボードゲームになりました。「猛牛の角」と呼ばれる陣形で攻め込まれたイギリス軍が壊滅した戦いです。何だか「牛角之陣」みたいですが、そうすると一気に『食の軍師』っぽくなります。

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「英国軍は緒戦のイサンドルワナの戦いで槍と盾が主兵装で火器をほとんど持たないズールー軍に大敗を喫して思わぬ苦戦を強いられた」とWikipediaに書かれていましたが、デザイナーズ・ノートによると、当時ズールー兵の4人に1人は旧式マスケット銃を装備しており、絶対数で見ればズールー軍のほうが銃の数は多かったそうです。しかしもちろん練度は段違いであり、ゲームでも英軍の射程が3ヘクスあるのに対し、ズールー軍は1ヘクスだけとなっています。ただし、戦闘の進展に伴ってイギリス兵のマルティニ・ヘンリー銃を奪って使うようになり、次第に火力が向上。ゲームでもそうした要素が反映されています。

ゲームは全6ターンで、毎ターン以下の手順を行います。

  1. ズールー軍移動フェイズ
  2. 英軍リアクション・フェイズ
  3. ズールー軍戦闘フェイズ
  4. 英軍移動または戦闘フェイズ
  5. 英軍戦闘または移動フェイズ
  6. ズールー軍狙撃フェイズ
  7. 英軍リーダー死亡フェイズ

ズールー軍ユニットが移動した後、英軍の防御射撃があります。その後、ズールー軍の戦闘(射撃)を解決。英軍は移動または戦闘を好きな順番で1回ずつ行えます。敵に肉薄して猛射を浴びせることも、先に敵を撃破してからその穴から突破を図ることもできます。

狙撃フェイズでは、ズールー軍プレイヤーはダイスを1個振り、出た目と同数の英軍ユニットから1ステップを奪うという荒っぽいことが行われます。ただしその英軍ユニットはズールー軍に隣接していることが条件。英軍プレイヤーが戦闘/シーケンスを選べば狙撃を回避することもできますし、狙撃のリスクを承知の上で敵陣に迫ることもできるわけです。ただしゲーム終盤には狙撃ダイスの目に+3される(前述したマルティニ・ヘンリー銃が威力を発揮するわけですね)ので、迂闊に近づくとやばたにえんです。もちろんぐるりと周囲を囲まれると問答無用で狙撃を喰らうことになります。

ゲーム展開は、ポリティカル・コレクト的に怒られそうですが『Dawn of the De...』とか、そんな感じ。いや意識してやってるよね、というか映画そのものがそうじゃん、とか。はい、この話はここまで。勝利条件は「史実では6ターンで全滅したから、全滅しなければ英軍の勝利ね」という清々しい内容。お前はツクダの戦車戦ゲームかよ。

もちろんそれだとやることは一つになってしまうので、英軍側には軍旗と弾薬を積んだワゴンとともにマップ外へ突破してサドンデス勝利を得るというオプションがあります。これには歴史的な整合性がありまして、マップ西端から10マイルほど先にロルクズ・ドリフトという場所がありまして、史実ではイサンドルワナの戦いの後、余勢を駆ってなだれ込んだズールー軍約4,000名を100名弱の英軍が撃退しています。よってこの方面への脱出は「俺たちの戦いはこれからだ」的な勝利になるというわけです。

戦闘(射撃)システムはシンプルで、戦闘力から目標ヘクスの防御力を引き、ダイスを1個振ってその値以下が出ればヒット。1は常にヒットで6は常に外れ。1ヒットにつき1ステップが失われます。ズールー軍ユニットは1ステップしかないのでばたばた倒れていきますが、英軍ユニットは最大で8ステップを持っています。除去されたズールー軍ユニットは復活してまたマップ外から攻め込んでくるのでやっぱり。

ズールー戦争ものと言えば、本家コマンドで『Like Lion They Fought』がありまして、こちらはもう少しスケールの大きな作品となっております。コマンドマガジンの付録にどうでしょうか(ないない)。



2018年11月28日の話題

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by yas_nakg | 2018-11-28 09:26 | Comments(0)

イタリアンなウォーゲーマー氏から「『モスクワ電撃戦2』をプレイしたよ」とメールいただきました。ありがとうございます。

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しかし、「Needless to say: I lost badly as the Russian in Blitzkrieg to Moscow! The German player got 15VP at the end.」だそうで、ちょっと負けっぷりが豪快すぎんよ。



2018年11月27日の話題:

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ヘクス・イン・ゲームズの店長日記


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by yas_nakg | 2018-11-27 10:36 | ほぼ日 | Comments(0)


当ブースにお越しくださった皆様、並びに商品をお買い上げくださった皆様、まことにありがとうございます。開始1時間で売るものがない状態に陥ったのは戦術的勝利の戦略的敗北、ペルシアは負けたけどアルテミシアちゃんは大勝利!! というヒストリカルな展開でしたが、通販もいたしておりますのでよろしくお願いします。『ミニミニ世界大戦』はSOLD OUTの状態ですが、近日中に入荷いたします。

ミニミニ世界大戦
当日は西新宿鮫氏&三楽堂店長にインストしていただけるという贅沢!! さらに販売を手伝っていただける予定だったボードウォーク店長まで参戦で、試遊なのかガチ対戦なのか大いに盛り上がっておりました。エッセン・シュピール2018で気になっていたという方も少なくありませんでした。


300: ギリシア・ペルシア戦争

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写真は前日に開催された士官学校での対戦の様子。ギリシア軍を受け持っているのは鹿内さん(名札を見りゃあわかる)、ペルシア軍を受け持っているのはaoさんです。慎重なao大王は最後に大攻勢を企図しますが、ギリシア側も周到に準備しており、鮮やかに侵攻を頓挫させていました。写真は最終ターンの様子。aoさん、娘さんと対戦してくださったとのことで嬉しい限りです。

慣れないうちはペルシア有利、ギリシアが柔軟な対応を見せ始めるとギリシアが有利、というのが現在の評価かと思いますが、にょろう氏はペルシア有利説を支持されています。鹿内さんとゲームで決着つけて欲しい。

鹿内さんと言えば、「『アルテミシアちゃん大勝利!』のマンガ、あれに俺の原稿をくっつけるべきだったんじゃねぇか」と詰め寄られましたが、入稿のタイミングというものがありまして……鹿内さんのアルテミシア、あるいはエヴァ・グリーンへの愛が綴られた『300』の紹介は『このシミュゲがすごい!2019年版』に掲載予定です。

TOGO
情報がほとんど出ていないにもかかわらず、大勢の方にお買い求めいただけました。ありがとうございます。とりあえずはこちらをご覧ください。ジャック・グリーン人気高しです。

東印度公司: East Indiaman
前述の通り1時間ほどですることがなくなり、ご予約の方の来訪を待つばかりとなったので右隣のサークルのお手伝い。歴史ゲームつながりです。台湾からお越しのDavid Wangさんで、Facebookページはこちら。いわゆるワーカープレイスメント系ボードゲーム。ユーロゲームの売り子をやるのは初めてだったので緊張しました(笑)。

お久しぶりの中嶋さんもお越しくださいました。仕事がお忙しいようでゲームの新作はまだ難しそうとのこと。いつも素晴らしい差し入れ、ありがとうございます。

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by yas_nakg | 2018-11-26 14:08 | ほぼ日 | Comments(0)

さんざん更新放置してきたわけですが、しかもゲームマーケット2018秋2日前でブースの宣伝も疎かになっているというのに、WW誌の新作『中部太平洋戦役(Central Pacific Campaign)』が面白そうなのでちょっと思いつくまま書かせてください。

テーマがいい
  • 1943年10月から1944年7月までの中部太平洋戦域という、限定された期間と戦場。レイテなし、フィリピン戦もなしです。何という寸止め感。その代わり史実よりも速いペースで中部太平洋侵攻ルートをクリアにして、マップ外、はるか南方で頑張っているマッカーサーに先んじて日本攻略の道筋をつくらなければならないのです。
  • しかもソリティア。恐らく対戦ゲームにすると米軍の勝利条件を知る日本軍は効率的に反攻するなり防御するなりするでしょうが、ゲーム・システムによって行動が規定されるので、つまりランダムにあれこれしてくるので、むしろそれっぽい展開が発生します。

システムがいい
  • 1ターンは1カ月のスケールなので全10ターン。米軍、日本軍の順番でターンを行います。米軍が1ターンに行える作戦数は基本1回。それに支配している島嶼の数をプラスします。占領エリアを増やさないと作戦数が増えないというのは展開を誘導するものではありますが、支配する島嶼が増えれば索敵範囲が広がり、兵站のネットワークが充実し、後方に取り残した敵の脅威もなくなるということで極めて自然であります。
  • 日本軍の作戦はランダム・イベントによって定義されて基本は1ターンに1回。海上部隊が出撃したり、航空部隊だけで攻撃が行われたりします。1944年からは「あ号作戦」が発動される可能性もあり、空母によるロングレンジ攻撃が行われます。
  • ちなみにこのロングレンジ攻撃は、通常は同一グリッド内で戦闘するところ、隣接グリッドから攻撃できるというもの。ただし相手に空母がいると逆襲を受けることになります。そして「あ号作戦」は最も空母数が多い米艦隊を目標にするので、あとはわかるな?
  • 1アクションが1作戦、そして1作戦でできることが明確になっており、各ユニットは対空/対地/対艦/対潜戦闘力を持つ……という、『レッド・ドラゴン・ライジング(RDR)』のシステムがベースになっています。なるほどこのシステムなら、作戦を行う部隊とその目標を定義するだけでいい感じのソリティア・ゲームになります。

将来的には対戦ヴァリアントも
  • 日本軍の航空/海上ユニットは、基本出撃時だけマップ上に置かれ、任務が終わるとマップ外に戻されます。海上ユニットはそのターンの最後まで置かれ、必要に応じて戦闘を行います。ターンまたぎで継続して作戦をしないのもソリティア・システムに向いていると言えるでしょう。
  • ただし、なぜか日本軍の海上ユニットに移動力が印刷されており、デザイナー(ミランダ氏です)が「将来的に発表するかもしれないヴァリアントで使うかもよ」と述べています。RDRシステムが根幹にあるので対戦ゲームにするのは簡単だと思いますが、ルールを読んだ限りではこのテーマ、ソリティアのほうがむしろ無理なく楽しめるのではないか、と思ったりもします。対戦ゲームにするのであれば、マッカーサーの存在がないと面白くならないと思うのですよ。

ユニットの面白レーティングについてはここで触れませんが、大和型戦艦2隻の対地戦闘力はゲーム中最大で米海兵師団に匹敵する、と書いておかねば。陸上戦艦大和は実在した……!?

※米戦艦の対地戦闘力がゼロなのが解せないのでありますが。

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by yas_nakg | 2018-11-22 09:51 | 海外ゲーム【C】 | Comments(0)