1/8000スケールのロシア艦

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 『TOGO』の駒のシルエットなんですけどね。戦艦アレクサンドルIII世が全長121m、装甲巡洋艦グロンボイが146m。防護巡洋艦や装甲巡洋艦は意外にでかかったのですね……。シルエットのスケール統一って滾るよね、燃えるよねと著者校をお願いしたのですが、反応薄くて残念。


 JWC版『バルジ大作戦』の復活を記念して、西の猛者と東の猛者が最新の理論をぶつけ合うという企画はどうでしょうか。

 第2版はエポック版から引き継いだスペルミスをきっちり訂正したと聞いております。他にもしかけがあるとかで、私も楽しみにしております!



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by yas_nakg | 2018-06-14 09:12 | ほぼ日 | Comments(1)

 またかと言われそうですが、タイ・ボンバの新作が届いてしまいました。『COLD START』、第四次印パ紛争です。


 ということをN村氏に教えていただきました。本作はその『The Fire Next Time』のアップデート版になるはずですが、ゲーム・システムは『プーチンの戦争』に近いです。準備をしてきた大軍同士が殴り合うんだから何が起こるかわからないよね、という無責任な予想のつきにくい状況を再現するシステムです。移動力? そりゃあコマンド・コントロールがうまくいく保証がないんだからダイスで決めますが何か。

 ただし『COLD START』は『プーチンの戦争』からシステム的にアップデートされており、軍団マーカーを用いて1スタックを活性化させて移動か攻撃を行う。活性化に使った軍団マーカーは、次にいつ戻ってくるかわからないので、いつ大攻勢をかけるのか、どの程度予備に残しておくのか決断を迫られます。全10ターンを戦うグランド・ストラテジーを考える楽しさを提供してくれるのです。

 そこに中国軍介入の不確実性が加わります。いつ来るのか。来るとしたら何が来るのか。地対地ミサイル装備の砲兵軍団か、最強空挺軍団か、あるいは戦闘支援に使える特殊部隊か。さらに戦術核。これはパキスタン軍が先制使用の権利を持っていて、使えば1ヘクス内のユニットを(ダイスの目-1)個吹き飛ばすという豪快なもの。パキスタン軍が使えばインド軍も使えるようになり、マップをキノコ雲マーカーが覆うのも時間の問題でしょうか……ただし1発撃つごとにダイスを1個振り、「6」が出ると戦略核戦争が引き起こされ、そのトリガーを引いてしまったプレイヤーが敗北します。

 サドンデス敗北もあるので、パキスタン軍プレイヤー、戦術核の使用を自重するのが難しいかもしれません。インド軍プレイヤーとしては生かさず殺さず最終ターンで勝利するくらいの攻めがベターと言えるでしょうか。じゃあ最初から戦争するな、という話もありますが。



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by yas_nakg | 2018-06-12 16:45 | 海外ゲーム【C】 | Comments(0)

 先日紹介したあの本に、日米開戦の不合理な決断について書かれていました。秋丸機関の報告書は世紀の大発見でも何でもなく、英米との国力差は歴然、戦争すれば負けるよね、ということは誰でも知っていた。ではなぜ開戦してしまったのか、という説明にプロスペクト理論が使われています。

a. 100%の確率で30,000円を失う。
b. 80%の確率で40,000円を失うが、20%の確率で1円も失わない。

 aかbどちらかを選ばなければならないとすると、どちらが合理的な選択になるか? 期待値で言えばaは-30,000円、bは-32,000円なのでaを選ぶのが合理的な選択ですが、統計を取るとbを選ぶ人が圧倒的に多い。損失を回避する傾向にあるのだそうです。座して死ぬくらいなら(a)、もっとひどいことになるかもしれないけれど(ドイツがソ連に電撃的な勝利を収めて潜水艦戦で大勝利、英米の船腹が予想以上に増えないためにアメリカがイギリスを十分に支援できないためにイギリスが戦争から脱落する、くらいのウルトラCに)一発勝負を賭けてしまった(b)というわけです。( )内の見せ方でbを選ぶ人の数は変化するでしょう。

 ( )内の作文次第で不合理な決断を誘導できるでしょうし、シミュレーション・ゲームづくりにおいてはプレイヤーを特定のベクトルへ誘導できるでしょう。

 プロスペクト理論は『大東亜共栄圏』でも用いていまして、もちろん何もしなければ日本は負けるようになっているので、どこかで開戦しなければならない。また先に宣戦布告しなければ奇襲の効果を失うので、不合理な選択であってもさらに損失忌避の気持ちが働くはず。などというデザイン・コンセプトの話を『このシミュゲがすごい!』に書きましたのでよろしくお願いします。『Pacific Go』『太平洋の土下座』のデザイナーズ・ノートと併せてお読みいただければと思います。



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by yas_nakg | 2018-06-06 10:04 | 国産ゲーム【た行】 | Comments(0)

 『Pacific Subs』なんですが、キャンペーン・シナリオ以外は潜水艦映画がモチーフとなっています。

 このうち、ケーリー・グラントが艦長を務める作品では、問答無用で艦長のスキルが最高の「2」となります。『潜望鏡を上げろ』(エドモンド・オブライエン)では、必要に応じてランダムに艦長のスキルを決めるのですが、何に由来しているのでしょうか(すみません、観ていません)。

 もちろん『ペティコート作戦』では潜水艦はピンクなので敵の目を引きやすく、味方からも攻撃を受けます。

 ということは、いずれ発表されるであろう日本海軍ヴァリアントでも、日本の潜水艦映画がネタにされるのではないかと思ってWikipediaで調べてみました(なお、日本海軍潜水艦のデータは用意されているので、ヴァリアントを待たなくてもプレイ可能です)。

 壮大な邦題に驚かされ、何だインディアナポリスの撃沈かと気を抜いて観たら、実は鮫映画だったという『パシフィック・ウォー』シナリオもありですね。なお、潜水艦がファースト・アプローチで漂流している人のレスキューに失敗すると、50%の確率で鮫に食べられるという細かいルールが用意されています。



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by yas_nakg | 2018-06-05 12:16 | 海外ゲーム【P】 | Comments(0)


 あべのアポロにある喜久屋書書店(ローカルな話題ですみません)で開催されていました。6社合同企画の「世界のノンフィクションがおもしろい!!」。『「砂漠の狐」回想録』はコーナー右上に陣取っておりましたよ!!

 買うかどうしようか迷っていたこちらも、この機会に欲しくなりますね。『金門大戦1949』や『台湾危機1950』の史料に最適です。『軍中楽園』も公開中ですしね。



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by yas_nakg | 2018-06-04 11:49 | ほぼ日 | Comments(0)

今日も一日秋丸ぞい

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『経済学者たちの日米開戦』を読んでおりますが、第四章で紹介されている武村忠雄氏によるドイツの抗戦力分析が秀逸ですね。「独ソ開戦前の国際情勢を前提する限り、独逸の経済抗戦力は本年(一九四一年)一杯を最高点とし、四二年より次第に低下せざるを得ず」とありまして、短期決戦でソ連に勝利してその生産力、資源を使えれば英米と長期戦を戦うことも可能、さもなくば「世界新秩序建設の希望は失われる」。

 マンガンや銅、クロム鉱などの必要な天然資源を手に入れるためにはドイツは南アフリカ(!)まで進出せねばならず、ならば日本としては北進するのではなく、南進して資源地帯を確保、ドイツが不足する資源を供給べきではないかと提言されています。「南に於ける資源戦により短期建設を行い、経済抗戦力の実力を涵養し、これによって高度国防国家建設の基盤を確立す可し」「更に南方に於ける世界資源の確保は、単に反枢軸国家に対してのみならず、枢軸国家に対しても、我が世界政策の遂行を容易ならしむ」

 あれですよ、『大東亜共栄圏』で対英開戦を行い、インドまで進出して勝利するパターンですね。余談ですが『大東亜〜』は英語圏でライセンスされるのされないの。されないようなら再版したいなあと考えております。

 ドイツが英米相手に長期戦を戦うのは無理だという説(この研究そのものは機密でも何でもなく、当時の総合誌などに発表されていたそうです)、どの程度認識されていたんでしょうか。米英に関する研究では日本が採るべき戦略については大して触れられておらず、ドイツに関するそれでは具体的な提言がなされているところが実に興味深いです。



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note: 紗水あうら

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by yas_nakg | 2018-06-02 08:51 | ほぼ日 | Comments(0)