2015年 03月 23日
さーて、今年のウォーゲームハンドブックは……

そっちが羨ましいわ。
出張の関係で2カ月連続でゲーム例会をお休みすることとなりまして、残念至極。
さて、毎年ゲームマーケットに照準を合わせて発売されている「ウォーゲームハンドブック」ですが、今年は200周年記念のワーテルローの戦いでいくことになりそうです。NAWっぽいやつです。

歩兵、騎兵、砲兵の兵科の違いが簡単なルールで表されるように、また会戦における頭の使いどころがそれらしくなるようにと、システムをつくりました。1ターンに動かせるユニット数は両軍5-6個と言ったところですが、どの軍団をアクティベートするのか、どう砲撃するのか、主導権が取れたら先攻を選ぶのか後攻を選ぶのか、戦闘はどんな組み合わせで行うのかと、意外に考えることが多く、90-120分コースのゲームになっております。
最終ルールがフィックスしたら、また詳しく紹介したいと思います。「おーい磯野、ワーテルローやろうぜ」くらいの気楽さと覚悟を伴った、何度でもプレイできる(したくなる)ものに仕上げていきたいですよね。
2015年 03月 20日
コマンド・イレギュラー(ズ)
5月発売予定『ダウン・イン・フレイムズ日本語版』

既報の通りです。5月のゲームマーケットが初売り。中国からの荷物が予定通り届けば!
5月発売予定『ディエップ強襲:ジュビリー作戦』


蓮コラの嫌いな人にとっては恐怖を覚えるようなマップですが! ゲームをプレイして、敵前上陸にもっと恐怖してください! S&T誌掲載のカバー・ストーリーも完全収録されていて、ゲーム・プレイと合わせることで、どうしてジュビリー作戦が失敗したのか、そこから何を学んだのか(あるいは学ばなかったのか)がよくわかります。
「ソリテアゲームの魅力は歴史的、軍事的な事柄を、書籍や映像や複数人用ウォーゲームとは違う味わいで提示してくれるところにあります。複数人用のウォーゲームに比べると扱える題材や規模に制限があるものの、歴史的、軍事的な好奇心のおもむくままに、誰にも気を使うことなく自由に、かつマイペースでプレイすることが可能です。」(たかさわ氏・『このシミュ2015』より)
これもゲームマーケットに間に合わせたいなあ、というところです。
「コマンド・ソリテア」シリーズとしてこの後も続きまして、年度内(弊社的に言いまして10月末)に『ターゲット・イラン』、その後『ゲーベン1914』『キャリア・タスク・グループ』『ゴースト・ディビジョン』など続けていきたいと思っています。
5月発売予定『ワーテルローの戦い』

これはまだテストプレイ中ですが。マーカーを含めて駒数90個のシンプルなナポレオニック・ゲームです。
8月発売予定『アイアンボトムサウンドIII』


毎朝受信箱に3発くらいジャック・グリーン氏からのメールが着弾しとるわけですよ。で、こっちが撃ち返すと即反撃を喰らったりして、「時差はどうなってる!?」とか思うわけです。
ジャック「IBSにあった仮想戦シナリオ削るやで」
わたし「日本には八八艦隊マニアが大勢いて、そんなことになったらわたしが怒られる(保身の王様)」
ジャック「しゃあないな」
システムはIBS(6面体ダイスのみ使用のシンプルなもの。魚雷を当てるのにテクニックが必要)、データとシナリオはIBS IIがベースとなります。
ジャックもわたしもユニットはシルエットが好みなのですが、米国市場のニーズなどもあり、表面はシルエット、裏面は上面図という仕様になります。
あと、海戦もののカードゲームや『フリート・コマンダー:ニミッツ』などが控えているのですが、キー・ヴィジュアルが完成した頃にお知らせします。