2018年 08月 29日 ( 1 )

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 カタログ原稿入稿しましたよ。まだ余裕があるのでアップデートするかもしれませんが。『300: ギリシア・ペルシア戦争』は木製駒の調達が若干怪しいですが当確。『Mini-WWII』はデザイナーのWeyne氏がエッセン参加で大忙しの模様でまだ詳細が詰まっておりませんが、こちらも当確。あとは『TOGO』ですが、英語コンポーネントが完成したので日本語化してチェックして……間に合わせたいところであります。

 『300』は半世紀に及ぶギリシア・ペルシア戦争のキャンペーン。いろいろ見せ場のある内容になったかと思いますが、軍事的な課題としては、陸軍国(ペルシア)対海軍国(ギリシア)の非対称戦争ということになりまして、自軍の有利を理解した上で大胆な戦略を立てる、という課題が提示できたのではないかと思います。

 一方、来年のゲームマーケット大阪に向けて開発中の『ミッドウェイ海戦(仮)』は難航中です。システムは動く……のは、動くようにつくったのだから当たり前ですが、そのシステムとプレイヤーにやってもらいたいこと、悩んでもらいたいこととがうまく連動しておりません。「結局、敵空母を見つけたら全力でそれを叩きにいくのが一番効率が良いよね」ということになり、それはもうその通りなのです。悩まない。かと言って日本軍の行動を縛って奇襲が起きやすい状況を作為的につくり出すのもどうか。前者は空母数4:3で日本軍が、後者は先制攻撃できることで米軍がそれぞれ必ず有利となり、ゲーム・バランスが取れていないことになります。

 このゲームのテーマは索敵や戦術戦闘のテクニックを競うことではなく、艦隊機動と航空運用なので、そこでプレイヤーに重い決断を下してもらわないと面白くなりません。エントリー向けのゲームにしたいので、子供だまし(参考)にならないようにテストを重ねております……。『ミッドウェイ海戦(仮)』の話題をしなくなったな、と思ったらいろいろ察してください。

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 もう夏は終わるっていうのに夏号ですみません、の『BANZAIまがじん』第4号が9月2週目くらいから配布予定です。配布はショップ優先で残ったらゲームマーケット2018秋に。でも、その頃には秋号を出さなあかんのか。

 あえて表紙には文言を入れておりませんが、タイ・ボンバ先生の特集であります。見りゃわかるか。鹿内氏の『アイゼンハワーズ・ウォー』のレビューが、本作の美点について余すことなく言及されていて秀逸です。鹿内氏によると、そしてその言に同意せざるを得ないのですが、体感的にタイ・ボンバ先生のゲーム8-9作に1作は「おっ」と思わせる作品があるとのこと。石原捕手の打率より低いくらいですが、バティスタ選手のホームラン率の2倍と聞くと黙っていられません。EWはもちろんその「おっ」という作品ですが、それ以外もタイ・ボンバ作品は課題が明確であり、その課題を表現しようという工夫が見て取れ(必ずしもうまくいくとは限りませんが)やっていて楽しい、憎めないのが特徴であります。本誌を通じてその魅力を皆さんと共有できればと思います。

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 裏表紙に収録されるだいたいハガキサイズのゲームは『弓張嶺夜襲作戦』。「お前、『戦闘戦史』読んだやろ」と言われそうですが、その通りです。イタコ・ゲーム・デザイナーを気取って「タイ・ボンバならこうデザインするのではないか?」と妄想しながらつくってみました、というのは半分本当で、「夜明け後の戦闘継続を見越した夜襲における決断」のみに焦点を当てたゲーム・システムに挑戦してみました。勝利の鍵は胆力やなくて火力やで、という内容でして、楽しんでいただければ幸いです。

 ソフィアゲーム通信の無料ウォーゲームリンク集にもリンクを張ってもらったことですし、早めにDLできるようにしたいと思います。



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by yas_nakg | 2018-08-29 08:43 | Comments(2)