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日記的な

現地生産・現地販売モデル

いろいろあってこの本を読むことになりまして。それで驚かされたのですが、今や日本メーカーがつくるフィギュアの1/3が国内市場向けで、残りが海外(主に中国)で販売されているそうです。もっともこの「現地生産・現地販売」モデルは2000年最初の頃から言われていたことなので、当然の帰結だったのかもしれません。言語依存しない商品って素晴らしい。

百万回くらい書いたと思うのですが、今度ようやく日本でも再版する『上海事変』、メーカー2社で計3回印刷してもらいましたので、中国ではまあまあの数が出ているわけです。フィギュア国内外消費量比率「1:2」に対して、再版込みでようやく「1:3」くらいになります。

そうなってくると、まだ製造コストが安い──以前のようにむやみに安いというわけではなく、加工込みの価格にすると競争力が高いという意味で──中国で製造して、日本で1、中国で2-3を販売するようなモデルもありかとは思うのですが、そのためにはコンポーネントの言語依存度を下げなくては。

実は既にこれに挑戦したことが(会社のほうで)ありまして。『インペリウム』なんですけどね。1:1の比率を目指したのですが思いの外、中国では売れず、中国の倉庫で残っていたのを「小さなウォーゲーム屋」が引き取ったという流れです。中国側のプロデューサーは個人的に『インペリウム』が好きだったのですが、市場の反応は今ひとつだったようで。

言語依存だけではなく、テーマ選びも重要ですね。

あ、ちなみにボンサイ・ゲームズでは国内生産を続ける予定です。このへんは話せば長くなるのですが、社会人一年生に学んだ鈴木銀一郎氏の教えに基づきます(あのおもしろKickstarterについてはそのうち何か書くかもしれません)。

21: Note
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> 2008年に海洋堂の製品を販売していた会社の経営停止によって、業績が大幅に下降してしまった
WTMを用いたゲームをつくったご縁で、この販売会社を紹介してもらったのですが、いやあたいへんな目に遭いました(笑)。損失額は海洋堂の百分の一以下ですが、元が小さな商売だけに!!


by yas_nakg | 2021-10-08 08:59 | 日記的な | Comments(0)