B-29墜落地点を追って

こちらの第三波、出撃準備中です。その前に皆さんには鴨緑江上空に向かってもらうことになるかもしれません……。

大阪空襲後、関西の山中に墜落したB-29があります。そのうちの1機が阿古滝に墜落したもので、こちらは平成19年に大峰山からエンジンが回収されたとのこと。そのエンジンの一部がこちら。

『B-29』をプレイすると思い知らされるのですが、このエンジンがなかなか厄介でトラブルが頻発します。エンジン（1-2基）が止まったまま任務を継続するのか中断するのか、機長として判断しなければなりません。無論、動いているエンジンが少なくなれば編隊から脱落し、単機でいるところを戦闘機に食われるリスクに直面することになります。

上は2年前に天川村に行った時、偶然見つけた郷土資料館に展示してあったものです。先日訪れた龍神村では、B-29搭乗員の慰霊碑を見つけました。

こちらは紫電改に撃墜されたB-29から脱出した搭乗員の慰霊碑。11名のうち7名は墜落時に死亡、4名は捕虜になって大阪に送られるまで、村人たちが世話したと、こちらの記事にありました。「村人は遺体を河原で洗い、埋葬場所に十字架を立てた。4人には捕虜になるまで食事を与えている。慰霊祭は戦中から続け、今年5月5日で71回を数えた」そうです。今年の5月にも慰霊祭が行われたとのことで、これはもう「素晴らしい」以外の感想が出てきません。

このB-29は呉を目指していたのですが天候不良により目標を変更した、とこちらに書かれていました。二階氏とヤング氏の名前で植樹されていたのはそういうことだったのか。

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