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日記的な

海外ライセンスあれこれ

するほうではなくてされるほうの備忘録です。恨み節っぽく読めるところがあるかもしれませんが、ネタにするために大袈裟に書いているだけ、大して気にしておりませんので差っ引いてお読みください。

アメリカ編
  • 契約書あるところとメールだけで済ませるところあり(「これでええか?」「ええで」)。契約書交わしても、その内容が履行されるとは限らない(ここに、完成したらサンプル送ると書かれているんですが……)。
  • ライセンス買い取りの場合、契約書にサブライセンス(ライセンスの転売)を認めさせる条項あり。サブライセンス自体よく聞く話なので、一般的なのかもしれません。
  • DTPメーカーの数字は結構シビアなんですが、それはまあ仕方がないところ。デザイナーやテーマの知名度によるのでしょうが最低印刷部数(2桁)ごとの契約になりそうでした。いろいろあって契約には至らず。
  • 個人的な印象ですが、Revolution Gamesはゲームへの向き合い方がたいへん真摯だと感じています。デベロップ力が強い。先日、鹿内さんと電話で話したのですが、テッド・レイサー氏の『The Deadly Woods』、丁寧なテストプレイがなされたのではないかという印象です(ダーク……で闇落ちしてしまった人も、デッドリーなら幸せになれるはず)。

ヨーロッパ編
  • 契約書あり。ライセンス売り切りと印税形式の選択制でした。
  • 「サンプル送る準備できているけど、うちから何か仕入れるものあるやろ? な? な? それと一緒に送るさかいに」
  • ライセンスする言語の範囲を明確にしておく必要あり(英仏独西)。

中国編
  • 契約書はあったりなかったり。基本はメールでやり取り。印刷部数がベースの契約で、再版時にはきちんと連絡と支払いがあります。
  • 部数縛りなので、初版売り切り後に別メーカーから再版要望が寄せられることもあってありがたい。
  • どのパブリッシャーも真面目ですが、OB上のこちらの間違いを指摘してくれたりと、戰旗工作室さんが非常に熱心な印象を得ました。

あくまで個人的な印象ですが、だいたいそんな感じになるでしょうか。

逆にこちらでライセンスする時は、だいたいメール、必要なら契約書を用意して、ライセンスは原則ワンタイム、ワン・ランゲージ(日本語だけ)、サブライセンスはしませんよ、という条件となります。なんですが、先日は完全に買い取ってくれという依頼があったので、イタリア戦役後半のキャンペーン『Rommel's Last Stand』は日本語版・英語版の同時リリースに挑戦予定です(11月予定)。

「日本以外の市場でも頑張らにゃあ」と言うだけ番長でしたが、『Rommel's Last Stand』を試金石に頑張りたいものです(二代目言うだけ番長)。


by yas_nakg | 2021-04-27 08:36 | 日記的な

歴史系ストラテジー・ゲームの話が中心です。


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