米中に振り回される日本

米＝タイ・ボンバと中＝WDG社のことなんですけどね。いろいろあって中国WDGから出版された『向南進（To the South）』。デザイナーは我らがタイ・ボンバで、オリジナルのタイトルは『The Honshu War, 1950-53』でした。タイトルだけでなく、ゲーム内容も大きく変わっています。どういうことかと言えば、TBからいただいた英語のルールだけではプレイできないってこと。やったねたえちゃん仕事が増えるよ。
138度線で分割された日本で、北日本、日本民主主義人民共和国が日本共和国に攻め込むのは変わりませんが、WDG版では複数のシナリオが用意されています。一番の変化は中国義勇軍が登場することでしょう。オリジナルでは、社会主義勢力は北日本軍とソ連軍だけでしたが、パットンによる反攻作戦で危機に瀕することになるであろう北日本軍を助けるため、中国義勇軍が助太刀いたすというわけです。どうやって海を渡ったかは気にするな。
またWDG版ではイベント・カードが追加されており、現物を見ていないのでわかりませんが、いろんな不埒なことが起こるものと思われます。
今回は印刷したルールブックを商品に添付、アップデートについてはQRコードからGoogleドライブにアクセスしてもらう、という二刀流でいきたいと思います。実はWW誌最新号（パレンバンとプリマソーレ、略してP&P）も届いているのですが、こちらは先着順になりますが、印刷したルールブックとオンラインでサポートするという方式を採用してみたいと思います。