このゴールデンウィークは不本意ながら外出自粛を余儀なくされるので、ならばと暇している3人のおっさんで『Midway』の遠隔対戦をやろうということになりました。こちらのまねっこになります。コロナのおかげでモスボールされていた56年前のゲームが復活だよ!!
old-school wargaming through new media pic.twitter.com/QqDONGlfcE
— Marco Arnaudo (@marco_wargamer) April 21, 2020
まさに新しい革袋に古い葡萄酒を注ぎ込むという所業!!
素直にVASSALやれやという気もしますが、こういうのも面白そうじゃありませんか。遠隔対戦とダブル・ブラインドは相性が良いし、問題になるのは戦闘解決時だけですが、そんなに頻繁でなければ、リアルタイムで情報のやり取りができれば面倒でもない。
5月1日にTOROさん(日本軍)とN黒(米軍)が対戦し、勝ったほうが翌日にMどりっひさんと戦って通信対戦MIDWAY暫定日本一を決めます。
【ルール】
対戦者は対戦中zoomで常時接続しておく。Skypeのバーチャル背景はMacのみ対応とのことで、zoomを用いることになりました。
日本軍担当ならこの背景を使うつもりでしたが、米軍なので新しい背景を探させないと。
お互いの索敵はzoomを使ってコールする。作戦計画は同時にチャット・ボックスに記入して、両者が記入を終えたらEnterキーを同時にタターン!! と叩いて作戦内容を公開。
戦闘が発生したら、空襲を受ける側は艦艇を戦闘ボード上に配置。スマホで撮影して写真を相手にDMで送り、空襲する側も同じように配置して攻撃隊を配置。あとはzoomを使ってコールしつつ対空射撃/対艦攻撃を処理していく。ダイス・ロールはカメラでチェック。ダイス機能つきチャットもありますが、必中の念を込めてダイスを振ったほうが楽しいでしょう。
戦闘解決が若干面倒になることを除けばまあまあいい感じで対戦できるんじゃないでしょうか。
うまくいけば、この方法でダブル・ブラインドのゲームを遊びたい。と言うか、通信ソフトでソロプレイをつなぐという前提でリファインすれば、これとかこれとか、新たな価値を付加できるかと思います。通信対戦でそんなにストレスがなければ、対面での対戦はもっとスムーズにいくわけですから。
前者(West Wall)は、BGGの評価どおり連合軍が勝てない、戦闘解決に難あり、いろいろ面倒、と問題の多い作品ですが、マーケット・ガーデン作戦をやるのかやらないのか、やるならどこに降下するのか、ラインの守り作戦をやるのかやらないのか、などなど、ダブル・ブラインドに打ってつけの要素が盛りだくさんです。つくるか。
by yas_nakg
| 2020-04-28 08:58
| ほぼ日