和泉歴史ゲーム会例会報告 : ソークオフだよ人生は

今年最後の和泉歴史ゲーム会例会、参加してきました。最近エンジンを回していなかったので、明け方から軽くツーリングしてからのエクストリーム参加です。

プレイされていたのは、『CC: Europe』（2戦）『ガンダム: 哀戦士編』（「哀戦士」なのにテレビ版やないけ、というツッコミ多数）『激闘！キエフ電撃戦』『コロニー』『独ソ電撃戦』『ライズ・オブ・ブリッツクリーク』（5-6戦）『バルジ』など。12月8日なのでとEWE『真珠湾攻撃』も持ち込まれていましたが、プレイされずじまいだったのがもったいなかった。

ドイツ軍を受け持ってかう゛ーるさんに勝利を収め、自信満々の鯖隊長と『ライズ〜』をやりました。箱の向こうでは軍集団の編成を行っています。

ドイツ軍には勝利条件が4種類あって、1つはオープン（メヘレン事件や!!）、もう1つはランダムに決めてドイツ軍プレイヤーだけが知ることになります（マンシュタイン・プランや!!）。このいずれかを達成すればドイツ軍の勝利、阻止すれば連合軍の勝利。あるいは、連合軍歩兵ユニット5個を補給切れで除去（＝降伏）すればドイツ軍は勝利します。その際、イギリス軍の歩兵ユニットは2倍換算です。

実際がそうであったように、ドイツ軍は兵力で勝っていたわけではありません。連合軍がドイツ軍の意図を察知し、決戦場の主力を送り込めば電撃戦（当時はそんなことばはなかったわけですが）は起こせないのです。

鯖隊長の意図はあからさまなシュリーフェン・プラン。低地国を征服して西部戦線をゆっくり前進させようという狙いでした。ならばということで最終ターンにド・ゴールが戦車でどーん!!　セダンから反撃して勝利条件を阻みます。

ただこれもいろいろぎりぎりの勝利でして、モメンタムが連合軍の移ったので歩兵にばらまいていた戦車を集結できた（というカードを使えた）。最終ターンの疲労のために作戦カードを全て抜かれた（同じく、モメンタムがあったので「機甲突破」が使えた）。ダイス4個振って「1, 1, 3, 3」という地獄みたいな出目でしたが、ドイツ軍がそれまでに運を使い果たして合計「5」でした。ドイツ軍はもちろん、連合軍も先々のことを考えて戦わないといけません。

先々のことと言えば、『独ソ電撃戦』連結版。鯖隊長が引き続きドイツ軍を受け持ち、最終的に17 VP同士の引き分けでしたが、もう少し丁寧にやればドイツ軍の勝利だったでしょう（時間切れにつき、最後はちゃちゃっと「こんなもんですよね」的な幕切れに）。ソ連軍のミスも多かったですし、それ以上のグランド・デザインができていなかった……全体像が掴めていなかったので、結局、北方の失点が響きました。

鯖隊長の用兵にうまく釣られて、決戦場を見誤った。うむ、こちらは電撃戦をやられました。西の恨みを東で晴らされた。

辛い、疲れるけれども面白い。またやりたくなる作品です。正月に再戦か。

この後、奇襲参加のぐちーずさんと『ライズ〜』接待プレイ。接待と言いつつ勝たせてもらってすみません!!（「あいつはひどい奴なんや」と鯖隊長に言われそう）