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2019年 05月 29日

ロンゲスト・デイ(オブ・ザ・デッド)

と、その前に。

STRATEGEMATAはポーランドのウォーゲーム・パブリッシャーで、リンク先のようなラインナップを販売中です。昨年ポーランドに遊びに行った際、プレゼントされたのがこちらのゲームだった、という話は前に書きましたっけ。せっかくなので持っていないジップロックのゲーム2作を仕入れてみました

いずれも1939年のポーランド戦の一局面を扱った戦術級ゲーム。ダイスの代わりにトランプをランダマイザーとして用いており、主導権に焦点を当てているのが特徴です。『装甲擲弾兵(PG)』(エポック)シリーズを彷彿とさせます。

即ち、PGでは主導権側だけが自発的な射撃と突撃を行えるというアドバンテージがあり、あるターンに主導権を取ると次のターンに再び主導権を取る確率が10%低下します。ゲーム中盤で主導権を取る確率は拮抗しますが、それでも確率を無視して主導権を取り続けて嬉しい/苦しい展開が訪れたりして、その状況をどのように活かすか/脱するか、戦術指揮官として悶え苦しむのが楽しい作品です。

STRATEGEMATAの「Great Battles of Small Units(GBSU)」シリーズもこれによく似ていて、毎ターン主導権側だけがユニットをアクティベートできます。アクティベートできるのは1フォーメイションに所属する全ユニット、または異なるフォーメイションに属するユニット(及び砲兵射撃や航空攻撃)を選べますが、後者の場合は判定が必要です。

主導権はカードのスート(ハートやスペードなど)で表され、ゲーム開始時に攻勢側により多くのスートが割り当てられます。毎ターン、カードを1枚引き、そのスートが割り当てられた陣営が主導権を得ますが、そのスートは次のターンには敵の手に渡ることになります。PGほど極端なことは起こりませんが、GBSUも連続して主導権を得る確率があること、主導権を取ると、相手が主導権を得る確率が高まること、という点で次第に混沌としていく戦場を表現しているようです。

もう一つの美点は、カードを引いて何かを判定する際、デッキからランダムに引くのか、手札から任意の1枚を出すのかを選べるという点。手札は、戦場の霧の中で自分が確実に掴んでいる情報、計算できる戦力とでも言えるでしょうか。あるいは戦闘前に十分に準備された計画を表しているとも言えます。部隊運用の駆け引き(戦術的手腕)と、手札の使い方(作戦的手腕)が物を言う、なかなか面白そうなシステムです。

GBSUシリーズでは他に262高地の戦いプリモソーレ橋の戦いをテーマにした作品があり、「こちらは仕入れないのか」とお問い合わせもいただいております。こちらも順次用意していきたいと思います。



それはそうと『BANZAIまがじんEX』第2号の告知前ですが、第3号の付録ゲームをお知らせしておきます。『The Longest Day of the Dead: 死霊最大の作戦』。駒見ればどんな(馬鹿)ゲームが想像がつくのではないでしょうか。

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完成したらTiny Battle Publishingにも送りつけようと、駒88個、マップA3判両面印刷という仕様になっております。『オーヴァーロード』と『吸血機甲師団』と『アイアン・スカイ』にインスパイアされた内容になっています。



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???

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> もっとも「CC」は中国では不人気でボロボロの評価だったらしい。日本でもさほどプレイされていないようだが、米欧では根強い人気でGMT社は四版を出すことになっている。なぜ東洋では不人気なのだろうか。
!!!

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by yas_nakg | 2019-05-29 09:17 | ほぼ日 | Comments(0)


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