以前告知した通り、明後日はさばげ隊長と『Blitzkrieg in the West』の対戦となります。事前の取り決めで隊長がドイツ軍を、こちらが連合軍を受け持つこととなりました。いかにして戦争に勝利するかの作戦計画が興味深い本作、連合軍の計画をここで公開しておきたいと思います(さばげ隊長との間にはマジノ線以上のデジタル・デバイドがあるため、webでさらしても問題ないのです)。
2019年4月19日の話題:
史実ではドイツ軍の攻勢と同時にフランス軍左翼がベルギー国内に前進、ドイツ軍の装甲部隊がその横、アルデンヌを通り過ぎて連合軍の背後に回り込んで万事休すとなりました。マップを見れば一目瞭然です。
さて、ドイツとフランス同様、これまで幾度となく対戦してきたさばげ隊長と自分ですが、私が「今回は初対戦なのでだいたい史実通りのプランでいきましょうか」と言っても裏があると勘ぐるはず。恐らく、アルデンヌ方面にフランス軍部隊を投入してがっつり守ってくると考えるでしょう。「アルデンヌへ(Into the Ardennes)」カードはアルデンヌで防御する連合軍ユニットに追加のコラム・シフトを4ターンの間、与えてくれるので、元からの地形修整と合わせればドイツ軍装甲部隊を阻止してくれるでしょう。さばげ隊長アルデンヌに死す、です。
しかし、前述した通りさばげ隊長とはこれまで数え切れないほど死闘を演じてきました。このくらいのことは予想済みだと思います。恐らく隊長はフランス軍が中央部で突出してくるのを見越して、「ネオ・シュリーフェン計画」を立ててくるでしょう。
連合軍が「アルデンヌへ」のカードを用いると「ディール計画」のカードが使えなくなります(作戦が変更されたわけです)。ディール計画のカードは、ベルギー北部の連合軍に一定期間、兵科を問わずに第3インパルスを与えるもので、フランス軍が一気に前線に駆けつけることが可能になります。そのカードを使えないということは、連合軍左翼の最前線は相当薄いものとなり、そこにドイツ軍がつけ込む隙が生じるわけです。もしここに、装甲部隊が集結していたら……。
パリが危ない!! さばげ隊長ならこのくらいのことを狙ってきそうです。やはり決戦はベルギーの平原ということで、次のような計画を立てたいと思います。
- ディール計画を基本とし、ドイツ軍の攻勢開始と同時にフランス軍はベルギー北部へ進出する。
- マジノ線を放棄する(これにより自動車化師団と機甲旅団、航空機の特別増援を得る)。
- 上によって得られた機動兵力で予備兵団を編制し、ディール計画に従って最前線後方へ移動させる。
- ドイツ軍はシュリーフェン計画で攻め込んでくるだろうから、機動予備兵団でもってこれを阻止する。万一、アルデンヌを突破してきた場合でも、予備兵団で海岸への進出を阻止する。
こちらの狙い通りシュリーフェン計画できてくれれば、正面に連合軍の機動予備がいて、それだけでやる気をなくしてくれるんじゃないでしょうか!!(ショック・ポイント無限大)日曜日の対戦結果、お楽しみに!!
2019年4月19日の話題:
bqsfgameの日記
戦闘教師「ケン」華東大乱編
by yas_nakg
| 2019-04-19 09:02
| ほぼ日