JWC版『独ソ電撃戦』

Twitterでは既報ですが、わたくしがJWC版『独ソ電撃戦』の製作を手がけさせてもらっております。

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コマンド関連のマップを作るのはいつ以来だ? 社内的にはマップやユニットのデータを制作している者が自分を含めて4名いるので出張ることもないのですが、『独ソ電撃戦』となるとそうもいきません。

数年前にこのJWC版の企画が持ち上がった時、当時OMEGA7さんが制作されていた「北方軍集団バージョン(Baltic '41)」をセットにしようという話がありました。マップを北につなげられるようにして連結プレイも可能にする。ドイツ軍にとって機動の余地が増えることになり、不自然な「ソ連軍による限られた空間を効率的に生かす防御」が不可能となって、ゲームとしてのバランスが良くなり、シミュレーションとしての正しさも増すというものです。

その北方軍集団バージョンをプレイさせてもらう前にOMEGA7さんが鬼籍に入られたため、具体的にどのような内容だったかはわかりません。ユニットのレーティングの方針については教えてもらった記憶はあるのですが。マップについてはテストプレイで使われていたものがブログにアップされていたので、ある程度は推測できます。また、『独ソ電撃戦』=中央軍集団の関係と相似形で北方軍集団=「Baltic '41」をデザインしていたという話もうかがっております。

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マップにするとだいたいこんな範囲。リガがミンスクに、カウナスがブレスト=リトウスクに当たるでしょうか。ここから地形を描き込んでいきますが、森林と湿地で賑やかなマップになるでしょう(ドイツ軍「そういうのいいから」)。

なお、マップはそれぞれフルマップ1枚のぴったりサイズ。駒は15ミリ角に拡大されるので、オリジナル、またはコマンド付録版以上にプレイしやすくなるはずです。

OMEGA7さんは、『コンパス作戦』をプレイされた方ならおわかりのように、非常に優れたデザイン・センスをお持ちでした(そしてゲーム同様、グラフィック・センスも、会話も、生き方もたいへん洗練された方でした)。氏の名を汚すことのないよう、北方軍集団バージョンをデザインしたいと思います。



2018年12月26日の話題:
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by yas_nakg | 2018-12-26 08:16 | 国産ゲーム【た行】 | Comments(0)