沼地の悪魔と南極のエイリアン

 全国一千万のB級SF & モンスター・ゲーム愛好家の皆様、お待たせいたしました。日本語ルールの完成です。

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 ふざけんなこら、と怒られそうなパッケージですが(マークさん、何してはるんですか)、B級モンスター映画のシミュレイションゲームとしてよくできています。沼地からモンスター(スワンプ・デビル)が現れて、それを保安官たちが退治しにいくわけですが、モンスターの数が多くて、人間には通れない水路を使って浸透移動してくるのが厄介。発生源を見つけて、プロフェッサーが「秘儀」を行えばクリーチャーたちを封印できますが、その前にモンスターが村を蹂躙されると負けてしまいます。

 ゲームを面白くしているのは「マルチ・エンディング」、即ち多様な勝利条件。この他に人類側は、4体いるボスのうち2体を倒す、サイエンティストとプロフェッサーが戦闘に生き残ると得られる「サイエンス・ポイント」を一定数ためる、ということでも勝利できます(敵の弱点を科学的に分析するのでしょうなあ)。

 クリーチャー側は、3人いるヒーローを抹殺するか、20ターンが終わるまで人類が勝てないと勝利します。お互いどのように勝利条件を達成しようとするのか、戦略性が問われるのです。B級モンスター映画ゲームなのに!!

 もちろん、キャラクターには様々な個性があって、その特殊能力をいかにうまく使うかがポイント。クリーチャー側の四天王がやばいのばかり(人類を畏怖させる、人類をクリーチャーに変える、普通の道路でも浸透移動するなど)なのがまた素晴らしい。お求めはこちらから。

 お次は『ノイシュヴァーベンラント』。


 こちらも戦術級ゲームとしてはオーソドックスな感じ。毎ターン変動するアクション・ポイントによって動かせるユニットが制限されるので、どのユニットを行動させるのかを決め、ユニットの特性を生かして長距離戦闘や近接戦闘を行います。また任務に合わせた装備の選択も重要で、手榴弾やパンツァーシュレック、MG42の使い方も重要。

 と、ここまで書くと普通の戦術級ゲームのようですが、相手は異星人だからこれでは済みません。ワームや巨大ロボットを倒さなければならないのです!! 極地で戦う山岳猟兵たちは、南極で開発された「メタンフェタミンB」を使ったダブル・アクションに頼らないといけないこともあるでしょう。この薬があれば損耗面から自動的に回復することも可能です。

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ほんこれ。ただしゲームでは各ユニット1ターンに1回しか打てません。

 トライポッドは素手では倒せないので、ビーム兵器を搭載したハウニブが有効です。またワームは、雪上仕様のSdKfzでオーバーランすることもできます。

 上のTwitterで紹介した曲をBGMにしながらちょっとソリティアで遊んでみましたが、写真を撮るのも忘れるくらいトリップできました。見事なマッチング。B級好きな方にはこのゲーム、おすすめです。


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by yas_nakg | 2018-05-31 09:18 | ほぼ日 | Comments(0)