【ゲムマ情報】総統暗殺計画ほか
2013年 09月 02日
同人ゲームのユニットの印刷をお願いしている萬印堂さんの早割締め切りが明日なものでして、イベントは11月なんですが、それ用のゲームを三つ用意しました。いずれも『2199』ネタです。
第5章:死中活有
これまでの中で一番簡単なゲーム。プレイヤーはドメルかゼーリックになり、第1戦はドメルvs.ヤマト(ゼーリックが担当)、ドメルが勝てなかったら第2戦ゼーリックvs.ヤマト(ドメルが担当)という連戦で勝敗を決めます。移動して戦闘、または戦闘して移動という、どこかで聞いたことのある選択式シーケンスで、射撃も「距離+防御力」以上の目が出ればヒットというお手軽さ。バリバリ当たってバンバン沈みます、ガミラス艦。
ただし、ガミラス側は2ターン連続で戦闘フェイズを持たないこと(ヤマト側は兵装単位で2ターン連続で使用できない)、ヤマト側には波動防壁があること(0〜5のマーカーがあり、そのまま防御力に加算。ただし、0以外のマーカーは使い捨て)で、それなりに駆け引きは生じます。
第1戦は緊急召集でゲームがいきなり終わったり、第2戦は暗殺計画失敗でやっぱりゲームがいきな終わったりするし、ヤマト側もそれを待ってのんびりしているとたちまち数で圧倒されるので(ユニット数は約1:30)、お互い死中に活を求めて戦うはめになります。
第6章:彼らは来た
上と同じような画像ですみません。あれです、七色星団の死闘です。両軍同じ編成だったら同じような展開にしかならないし、プレイヤー間で駆け引きないとつまらないだろうと思って、ドメル艦隊がランダムに編成されます。史実と同じ、艦載機少なめの空母と戦艦(レイテ沖的な)、ドメラーズと水雷戦隊(沖縄特攻的な)のいずれか。レギュラー・ルールで処理すると大変なユリーシャ誘拐や特殊削岩弾はイベントで処理しております。誘爆もあるでよ。
あと、老舗旅館の跡取り娘や南部重工業の御曹司が活躍した回でもあったので、キャラクター・ユニットも用意されています。古代君がいないのは、まあ、アレでしたから。そして俺たちの藪!
戦力ではドメルが上ですが、ユリーシャ誘拐任務が完了するまで沈められないこと、特殊削岩弾が時限信管であることなど、不利な条件があります。
物質転送機のおかげで、シングル・ブラインド&航空機の運用システムをシンプルに再現できました。喩えるならEWE『ミッドウェー沖海戦』的な(何それ)。
第7章:デスラー暗殺計画
以下、テレビ放映されている『2199』のネタバレ含みますので要注意。
唯一のマルチ・プレイヤーズ・ゲームでして、プレイヤーは体制派(政権側というか親衛隊)、反体制派(元貴族)、民主派(というか穏健派)に分かれて、大ガミラス帝国の権力争いを行います。最初は自分の派閥は明かさず、軍事、政治の有力者を手勢に加えていき、帝国が直面する軍事的、政治的課題に皆で取り組みます。
イベントをクリアすれば帝国の安定度は高まり、失敗すると低下します。ヤマトがサレザー恒星系に近づいても安定度は下がっていきます。
で、体制派の目標はあまねく星々にデスラー・ドクトリンを敷衍してパクス・ガミロニカ(というのかどうか知りませんが)を完成すること。安定度を上限にすることでこれが実行されます。
反体制派の目標はデスラーの暗殺。成功すると、その後で内戦が発生し、軍事的に優越しているプレイヤーが勝利します。暗殺に成功したからといって、確実に勝てるわけではありません。
民主派は、「ちょっと帝国の版図広げて無理しすぎじゃない」ということで、ブレーキをかけようとします。安定度を下げるか、ヤマトとの共闘が実現すると勝利します。では、故意に安定度を下げればいいかと言えばそんなこともなく、イベントの失敗はVPの喪失につながるので、露骨に帝国の足を引っ張ると、自らの首を絞めることになります。
イベントをクリアする際は、他のプレイヤーに協力を求めたり、その際に条件を出したりできます。協力するほうもユニットを裏返しで出すので、本当に協力するのか、足を引っ張るつもりなのかはわかりません。協力の条件も口約束なので、約束を破っても(ルール的には)罰せられないのです。まさにガミロン。
はい、ここからネタバレ。
劇中で明確には描かれていませんでしたが、スターシャの妊娠発覚→鳥殺し→総統ご乱心の流れだったようです。そこでそういうイベントが発生すると、帝国の安定度は一気に低下して民主派に有利な状況がつくられるようになっています。また、ユリーシャの救出に成功し、第2バレラスも建設していると、体制派は「イスカンダルとの大統一」を宣言し、サドンデス勝利を得られるようになっています。
昼休みにじんぼ氏といちねんせい氏にテストプレイしてもらい、好感触でした。この時はヤマトが太陽系を出る前に帝国が崩壊したので、イベントのバランス調整が必要になりましたが。
そんなこんなでイベントはまだ先ですが、ユニットの入稿も無事終わったので、新作3本の投入は間違いないでしょう。前回同様、試遊卓あり、さいたまオフラインさんとお隣なので、大勢の方に遊びに来ていただければと思います。
第5章:死中活有
これまでの中で一番簡単なゲーム。プレイヤーはドメルかゼーリックになり、第1戦はドメルvs.ヤマト(ゼーリックが担当)、ドメルが勝てなかったら第2戦ゼーリックvs.ヤマト(ドメルが担当)という連戦で勝敗を決めます。移動して戦闘、または戦闘して移動という、どこかで聞いたことのある選択式シーケンスで、射撃も「距離+防御力」以上の目が出ればヒットというお手軽さ。バリバリ当たってバンバン沈みます、ガミラス艦。
ただし、ガミラス側は2ターン連続で戦闘フェイズを持たないこと(ヤマト側は兵装単位で2ターン連続で使用できない)、ヤマト側には波動防壁があること(0〜5のマーカーがあり、そのまま防御力に加算。ただし、0以外のマーカーは使い捨て)で、それなりに駆け引きは生じます。
第1戦は緊急召集でゲームがいきなり終わったり、第2戦は暗殺計画失敗でやっぱりゲームがいきな終わったりするし、ヤマト側もそれを待ってのんびりしているとたちまち数で圧倒されるので(ユニット数は約1:30)、お互い死中に活を求めて戦うはめになります。
第6章:彼らは来た
上と同じような画像ですみません。あれです、七色星団の死闘です。両軍同じ編成だったら同じような展開にしかならないし、プレイヤー間で駆け引きないとつまらないだろうと思って、ドメル艦隊がランダムに編成されます。史実と同じ、艦載機少なめの空母と戦艦(レイテ沖的な)、ドメラーズと水雷戦隊(沖縄特攻的な)のいずれか。レギュラー・ルールで処理すると大変なユリーシャ誘拐や特殊削岩弾はイベントで処理しております。誘爆もあるでよ。
あと、老舗旅館の跡取り娘や南部重工業の御曹司が活躍した回でもあったので、キャラクター・ユニットも用意されています。古代君がいないのは、まあ、アレでしたから。そして俺たちの藪!
戦力ではドメルが上ですが、ユリーシャ誘拐任務が完了するまで沈められないこと、特殊削岩弾が時限信管であることなど、不利な条件があります。
物質転送機のおかげで、シングル・ブラインド&航空機の運用システムをシンプルに再現できました。喩えるならEWE『ミッドウェー沖海戦』的な(何それ)。
第7章:デスラー暗殺計画
以下、テレビ放映されている『2199』のネタバレ含みますので要注意。
唯一のマルチ・プレイヤーズ・ゲームでして、プレイヤーは体制派(政権側というか親衛隊)、反体制派(元貴族)、民主派(というか穏健派)に分かれて、大ガミラス帝国の権力争いを行います。最初は自分の派閥は明かさず、軍事、政治の有力者を手勢に加えていき、帝国が直面する軍事的、政治的課題に皆で取り組みます。
イベントをクリアすれば帝国の安定度は高まり、失敗すると低下します。ヤマトがサレザー恒星系に近づいても安定度は下がっていきます。
で、体制派の目標はあまねく星々にデスラー・ドクトリンを敷衍してパクス・ガミロニカ(というのかどうか知りませんが)を完成すること。安定度を上限にすることでこれが実行されます。
反体制派の目標はデスラーの暗殺。成功すると、その後で内戦が発生し、軍事的に優越しているプレイヤーが勝利します。暗殺に成功したからといって、確実に勝てるわけではありません。
民主派は、「ちょっと帝国の版図広げて無理しすぎじゃない」ということで、ブレーキをかけようとします。安定度を下げるか、ヤマトとの共闘が実現すると勝利します。では、故意に安定度を下げればいいかと言えばそんなこともなく、イベントの失敗はVPの喪失につながるので、露骨に帝国の足を引っ張ると、自らの首を絞めることになります。
イベントをクリアする際は、他のプレイヤーに協力を求めたり、その際に条件を出したりできます。協力するほうもユニットを裏返しで出すので、本当に協力するのか、足を引っ張るつもりなのかはわかりません。協力の条件も口約束なので、約束を破っても(ルール的には)罰せられないのです。まさにガミロン。
はい、ここからネタバレ。
劇中で明確には描かれていませんでしたが、スターシャの妊娠発覚→鳥殺し→総統ご乱心の流れだったようです。そこでそういうイベントが発生すると、帝国の安定度は一気に低下して民主派に有利な状況がつくられるようになっています。また、ユリーシャの救出に成功し、第2バレラスも建設していると、体制派は「イスカンダルとの大統一」を宣言し、サドンデス勝利を得られるようになっています。
昼休みにじんぼ氏といちねんせい氏にテストプレイしてもらい、好感触でした。この時はヤマトが太陽系を出る前に帝国が崩壊したので、イベントのバランス調整が必要になりましたが。
そんなこんなでイベントはまだ先ですが、ユニットの入稿も無事終わったので、新作3本の投入は間違いないでしょう。前回同様、試遊卓あり、さいたまオフラインさんとお隣なので、大勢の方に遊びに来ていただければと思います。
by yas_nakg
| 2013-09-02 12:24