既にツイート済みですが、萬印堂さんから予想外に早く大量の段ボールが届けられ、先週末は第1梱包フェイズに費やされました。ルールブックが届いたら第2梱包フェイズが始まります。

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ルールブックが届いてからまとめて箱にいれれば梱包フェイズが1回で済むではないかと思われるかもしれませんが、週末の時点で段ボールは全部で23箱。駒と地図とカードをとりあえず箱の中に詰めれば、箱の数は3分の1近くになります。それに2回梱包作業をすることで自然とダブルチェックになって梱包ミスも防げるのです。

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今回は耐久性も考慮してハードマップにしました。

ここから本題ですが、テストプレイを重ねていくとルールブックに目を通さなくてもよくなるので、それが当たり前のように思えてきます。例えば『モスクワ電撃戦2』のカード。カードを使ってできることをアイコンで説明しており、それぞれそんなに難しい(とは思っていなかった)ルールが付随するわけですが、初プレイではそういうわけにはいかない。各アイコンが示すルールがどのような効果を持つのか理解して初めて、自分が使いたいカードを選択できるわけです。

中国版はその点、抜かりなく、アイコンを説明するプレイヤー・エイドを用意していました。これだよこれ、「顧客が本当に必要だったもの」は。そこで『大東亜共栄圏』でも、作戦カードで行えるアクションを簡単に説明したプレイヤー補助シートを2枚用意しました。もちろん慣れれば不要のものですが、慣れるまではあると便利。ルールを忘れた頃にプレイする時にも役立ちます。

コストの問題もあり、何でもかんでもできるというわけではありませんが、プレイしてもらうための努力を続けたいと思います。

ということで『大東亜共栄圏』は10月上旬には発売できそうで、猿遊会には現物を持ち込みます。41年から戦争を指導させられるのではなく、39年から何をするのか自分で計画を立てて戦争を遂行しなければならない(自分から始めるのか、相手にしかけさせるのか)珍しい視点のゲームです。アメリカ軍も独自のオレンジ計画を立て、日本を先制攻撃することも可能です。

とは言えルールブックはA5判で表紙を除けば11頁、プレイ時間も90分以内とお手軽。お手軽なんだけどタフな決断を迫られるタイプのゲームが好きな人に、ぜひプレイしてもらえればと思います(あっ)。



2017年9月21日の話題:



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# by yas_nakg | 2017-09-21 09:25 | ほぼ日 | Comments(3)

ヘクス列の向きの話

徳岡さんが面白い話をされていました。


リンク先でも述べられている通り、ヘクス列の向きはゲーム・バランスに影響を与えます。「ヘクスマップには二種類ある。縦方向に直進性があるものと、横方向に直進性があるものだ」「このどちらを採用するかによって、ゲームが変わってしまう」のです。

例えばバルジの戦いは、ドイツ軍から見れば戦線は東から西へ向かうわけですから、ヘクス列は水平方向に走っているべきですよね。実際多くのゲームがそうなっています。エポック社の『バルジ大作戦』しかり、『ウインター・サンダー』(在庫あります!!)しかり。東西方向への攻撃はやりやすいものになります。

しかし、南北方向のヘクス列を取っているゲームも少なくありません。例えばアバロン・ヒルの『バルジ '81』とか、日本版も出ました『Wave of Terror』もそうです。ヘクス列の関係から、こちらのゲーム群はドイツ軍がやや攻撃しにくく、連合軍は南北からの増援を中央に集結しやすいという特徴があります。反撃も強力。どちらのゲームも連合軍強い強い。

バルジの戦いを「ドイツ軍最後の攻勢」と捉えればヘクス列は東西方向となり、「連合軍の反撃」とすればヘクス列は南北方向にすべきです。かようにマップ・デザインには、ゲーム的な機能以上につくった人の歴史観が影響しているのかもしれません。

長いウォーゲームの歴史の中には、デベロッパーがデザイナーの歴史観を無視してヘクス列を90度回転させ、凡作を傑作に仕立てたというエピソードがひとつやふたつはあるでしょうね。



2017年9月20日:



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# by yas_nakg | 2017-09-20 11:24 | ほぼ日 | Comments(0)

1938: What If?

WW誌53号の記事に「失われた機会: ポーランドとチェコスロヴァキアの同盟」てのがありまして、もし両国が共闘していればケース・グリーンはどうなったのかを検証しています(そして両国が同盟に至らなかった歴史的背景についても解説されています)。

てっきりカウンターファクト誌の新作は『チェコスロヴァキア '38』の焼き直しではなかろうか、仕入れたらそのまま在庫の山を築いてしまうのではないかと思い、一冊だけ買ってみたのですが、『1938: What If? 』の地図にポーランドが含まれていて吃驚。ドイツ vs チェコスロヴァキア&ポーランド連合を検証できるようなのです。

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……タイ・ボンバ先生の「What If?」はもう少し斜め上をいっていました。チェコスロヴァキアはミュンヘン協定を拒否、10月1日にドイツは「ケース・グリーン」を発動し、「ドイツ+ポーランド+ハンガリー」vs「チェコスロヴァキア+ソ連」が激突するという内容です。確かにポーランドとハンガリーはチェコスロヴァキアと領土問題で揉めていましたから、この組み合わせも捨てきれません。また冒頭で紹介した記事も、ソ連がポーランドに攻め込む可能性にも触れています。ゲームとしてはバランスが取れる陣営分けということになるのでしょうか。

1936: What If?』に続く問題作、来月には届く予定です(発注しました)。いやあ、やっぱりマガジンゲームはおもろいですわ。



2017年9月19日の話題:



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# by yas_nakg | 2017-09-19 11:11 | ほぼ日 | Comments(0)

詳しくはこちら。猿遊会、土曜日は参加できそうです。

先ほど、萬印堂さんから「ゲームの印刷仕上がったので、今日届くから。段ボール23箱」(意訳)とメールいただきまして、「23箱」が、「2-3箱」であるはずもなく、何かの打ち間違いではないかと淡い期待を抱いているのですが、本当に23箱の段ボールが届いたらどこに収納すればいいのやら。家族会議モノですかね、やっぱり。

中身は『大東亜共栄圏』であります。



2017年9月15日の話題:



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# by yas_nakg | 2017-09-15 09:55 | ほぼ日 | Comments(5)

昨夜、鹿内さんが電話でそんなことを言っておりました。詳細は近日中のこのへんに出るものと思われます。宮永ドイツ軍が鹿内連合軍を相当苦しめた模様です。

この前プレイして思ったのですが、JWC全部15mm角の駒でつくり直したいっすね。



2017年9月13日の話題:


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# by yas_nakg | 2017-09-13 08:44 | ほぼ日 | Comments(0)