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そろそろ『ウォーゲーム・ハンドブック』の季節が近づいておりますが、今年もやるみたいです。で、いそいそと(それこそ出張先のホテルで!)付録となるゲームを制作中であります。

テーマは太平洋戦争のキャンペーン。ただし日本軍にとってまだやりようのある1941年12月から43年4月まで──山本五十六が戦死するまでですね。タイミングがずれてはいますが、気持ち的には映画公開に合わせて! ということになります。

画像のように、エリアとポイント・トゥ・ポイントを併用したマップを使用しており、空母機動部隊はエリアを、それ以外はポイントを使った移動を行います。望む場所に対して、望むタイミングで火力を投入できる空母機動部隊と、融通は利かないけれど拠点攻略に不可欠な水上部隊と陸上機、という具合に、兵器の特性で異なる用兵術が求められるようになっています。例えば……

1. エリアにいる機動部隊はそこに含まれるポイント(拠点)を攻撃できますが、ポイントからエリアを攻撃することはできません。
2. しかし拠点を攻略するためには、水上艦隊(小規模な陸戦隊を含む)を送り込む必要があります。
3. 拠点に守備隊がいれば、大規模な陸戦隊(輸送船を要する)を送り込まなければなりません。
4. しかし補給線を切れば守備隊戦力が0になります。
5. 敵軍拠点に通じるラインを含むエリアに、自軍だけが陸上機または空母を置けば補給線を切ることができます。
6. それを避けるために敵軍も陸上機や空母を進出させる必要が生じます(この条件をつくるために1に戻る)。

というアーキテクチャになります。戦争中盤までを意識してつくりましたが、少しいじるだけで大戦後半に活躍した米海軍の「任務群」も再現できそうです。

ルールブックは4頁、マーカー込みで駒数は72個ですが、プレイ時間はそれなりにかかります。すみません。

日本軍ユニット21個のうち空母が8個(+大和型戦艦2個)ってどういうこと? と思われそうですが、そのへんの理由は追々説明いたします。
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# by yas_nakg | 2012-03-13 11:55 | Comments(0)

先週末からばたばたとa-gameに新作が入荷した模様で、そのうちオーダーフォームにあがると思いますが。

まずは『リバティ・ローズ(LR)』のエキスパンション『ラウンドハンマー1943』。主戦場はあくまで44年のヨーロッパ戦線ですが、43年に上陸するもよし、イタリア方面で圧力をかけるもよしです。イタリア戦線は両軍が派遣した師団を専用のマトリクスに配置、結果を適用するというものです。またドイツ軍は東部戦線から装甲師団を引き抜くというオプションもあります。

史実通り1944年6月にノルマンディに上陸するのであれば、『ラウンドハンマー1943』が扱うのはその準備期間ということになり、個人的には嫌いじゃなかったですが、対戦相手に「上陸戦闘より準備のためにサイコロ振っている時が一番面白かった」と言われたのを最後にプレイする機会を失ったアド・テクノス『ノルマンディ上陸作戦』を思い出すような思い出さないような。いや、あれは上陸地点が固定されていたために上陸戦闘の興が殺がれたのですが、LRは戦略レベルで様々な判断が下せるので、1943年からあれこれ仕込めるのは健全な拡張と言えるでしょう。

まあ、LRはプレイしたことがないので何を言っても説得力がありませんが。

S&T『ライヒスヴェーア&フライコール』は、ロシアとの戦争にポーランドが敗れ(ユゼフ・ピウスツキがスパ会議の結果を受け入れず大ポーランドの復活に拘泥した揚げ句にワルシャワを占領されてしまうのです)、その勢いのままベルリンを目指すという仮想戦。赤軍は移動フェイズ、戦闘フェイズを順番に行いますが、その途中に(ユニット/スタックの移動が完了したタイミングや一つの戦闘を解決したタイミングで)ドイツ軍プレイヤーは割り込みを宣言、鉄道移動、通常移動、戦闘のいずれかのフェイズを行うという特殊なシークエンスとなっています。加えて、赤軍は正面軍単位でランダムに移動、戦闘を行い、しかも所属軍が異なると一時的なスタックも禁止されるという厳しさ。数は少ないものの第一次大戦の生え抜き揃いで柔軟なドイツ軍vs数は多いけれど硬直した指揮統制の赤軍という、対照的な軍隊の戦いになります。

補給は支配下都市/町のネットワークで判定し、8ヘクス以内の自軍支配下都市/町でネットワークをつくっていきますが、支配下の都市/町を1ターンに一つしか補給ネットワークに組み込めないのがミソ。計画的に補給ネットワークを延ばしていかないと主戦場の推移についていけないことになるわけですが、マップがもともと広くないのでどの程度、影響を受けるのか、これも実際にやってみないとわかりませんね。その他、ヘクス内のドイツ軍ユニットの戦闘力を2倍にする連合国兵站支援マーカーなんてのもあります。

『ラウンドハンマー1943』はアレとして、『ライヒス……』は対戦者募集中です。近々やってみよう。
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# by yas_nakg | 2012-02-01 14:55 | Comments(0)

新年会までまだ時間もありますし、『ザ・ラインラント・ウォー』でもやりますか、とゴリ子さんと対戦。『箱館戦争』を忘れたのが悔やまれます(なお、『箱館戦争』を今度プレイする時は、お土産で買った「土方ワイン」が漏れなくついてきます)。
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気持ちよく大阪を後にしてもらおうと思い、ゴリ子さんにドイツ軍をお任せ。

ラインラント〜アルザス=ロレーヌを占領してマジノ線を突破したドイツ軍ですが、フランス軍の反撃を受けて虎の子の装甲軍団が壊滅(いずれ補充されるんですが)。イタリアとポーランドが連合国で参戦、ギリシアが枢軸国に立つとチェコも対独宣戦布告。まさに欧州情勢は複雑怪奇となったところで、良い感じで酔いも回ってきてお開きとなりました。何かもう、いろいろすみません。
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# by yas_nakg | 2012-01-24 18:58 | Comments(0)

『信長軍記』と百楽門

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バトル・オブ・レパント』対戦後、豚山ゴリ子さんと『信長軍記』を対戦しました。事前の話で、豚山さんは日本で一番この作品を研究しているだろうことは明らかだったので、酔わせてゲーム・バランスを取ろうという姑息な手段に出ました。
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酒は葛城酒造、菩提もと仕込みの「百楽門」。

日本清酒の起源は、500年ほど前に開発された「菩提もと」と呼ばれる
酒母にあるとされています。
つくられたのは、奈良市東部山間にある正暦寺(しょうりゃくじ)。
それまでは、酒といえば、「どぶろく」。
「菩提もと」によって初めて澄み酒の誕生となりました。
「天下一の酒」として人気沸騰、
信長や秀吉、家康らにも愛飲されたと言います。
──かぎろひの大和路様より

女の子を酔わせてゲームに勝とうとか、姑息なことこの上ありませんでしたが、あっさり敗退。また、『信長軍記』に貴重な助言もいただきましたので、ブースさんとも相談の上、一部ルール改訂させていただきたいと思います。

で、こてんぱんに負けてしまったので百楽門をやけ酒。酸味が強く、やや癖がある感じ。肉系のつまみが合うと聞いていたのでパストラミやサラミを肴にしましたが、どうなんでしょうか。魚と合わせてみたい気もします。

ゴリ子さんはいろいろなことに造詣が深い方で、ゲームの在り方やものづくりに対する姿勢を学びつつ、映画『風雲児 織田信長』を紹介していただいたりして、『信長軍記』同様、桶狭間で終わるこの作品、観てみたいものです。
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# by yas_nakg | 2012-01-24 18:47 | Comments(0)

同じく和泉歴史研究会にて。

前回の例会で何やら『ウェイブ・オブ・テラー』が盛り上がったようでこの日も再戦されていました。和歌山勢3人が受け持つドイツ軍を、さばげ隊長1人が連合軍で迎え撃つ!
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ドイツ軍側は初期のムーブをじっくり研究されており、最大効率で連合軍戦線の薄いポイントを攻撃。対するさばげ氏は一人で全戦線を管理しなければならず、守りが疎かになってしまう箇所もあったようで(元々純粋な防戦を得意とされていませんし! 「攻めて守る」が身上)、そこをさらに試合巧者のドイツ軍に攻められて状況を悪くするという悪循環に。
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第1ターン第2カプレットにサン・ヴィットを占領されて苦しい展開となっていました。

この作品、やはり2人対2人くらいで腰を落ち着けて対戦するのが良いようです。
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# by yas_nakg | 2012-01-24 08:30 | Comments(0)