「ほっ」と。キャンペーン

再び、師団級バルジ

まずお詫びです。表記のゲーム、第1ターンの特別ルールに記載漏れがあり、第2SS、第9SS装甲師団が攻撃することができません。
http://acrossthepacific.freeforums.net/thread/63/

そこで正しいルールにて、以下、検証してみたいと思います。

【第1ターン】
写真はChromeのアプリ、Pixlr Touch Upのフィルタを試しているところでお見苦しい点はご容赦を。
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ドイツ軍は写真のように移動します。南から、第7軍は米第4歩兵師団を、第5装甲軍は米第106歩兵師団を包囲します。第5装甲軍所属の歩兵師団1個は戦闘に参加してもオッズは変わらないので、1005へ前進します。サン・ヴィット〜バストーニュ街道を封鎖するのが目的です。

問題の第6装甲軍ですが、第14偵察連隊は確実に屠りたいので(と言っても、1/6の確率で漏らすのですが)、第1SS装甲師団と第3降下猟兵師団で攻撃します。第12SS装甲師団と歩兵師団で米第99歩兵師団を攻撃、北の2個歩兵師団は放置です。

※後で気づきましたが、第14偵察連隊配置ヘクスの道路はサン・ヴィットにしか行けないので、ここは歩兵で攻撃しておいて(4:1、撃破できない可能性あり)、第99歩兵師団を2個装甲師団+1個歩兵師団で6:1で攻撃したほうが効果的かもしれません。6:1ならDEの可能性もあります。

戦闘結果は南から、第4歩兵師団が壊滅。第28歩兵師団はD2を受けたので1ステップ・ロスして1ヘクス退却。第106歩兵師団、第14偵察連隊の壊滅で、問題の第99歩兵師団に対してはドイツ軍にとって最悪の結果、EXでした。ドイツ軍は次のターンの移動を考えると、歩兵師団を前進させたほうが良いことがあるので注意。第14偵察連隊に対する攻撃では、降下猟兵師団が前進しました(ここからはサン・ヴィットへの森林の中の一本道になるため)。

※ここは99師団を犠牲にしても、第2師団とでとりあえずの戦線を張り、第9師団をサン・ヴィットへ移動、サン・ヴィットの第9機甲師団をバストーニュに回せば何とかなります。ただし、第106師団がD3以上の結果を食らうと(確率50%)、突破により装甲師団がヘクス0906まで進出してしまい、第9機甲師団のバストーニュ入りは防がれてしまいます。

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連合軍の移動結果は写真の通り。第99歩兵師団はヘクス1007へ移動して第5装甲軍の進出を阻みます。代わりに第2歩兵師団が南下、第9歩兵師団も動かしたいところですが、第6装甲軍に予備の装甲師団がいるため、無茶はできません。

【第2ターン】
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ドイツ軍の移動は写真の通り。第7軍の1個師団が突破、第5装甲師団は減少戦力となった2個師団に襲いかかります。サン・ヴィットは無視。その北の第2歩兵師団に対して2個装甲師団と1個歩兵師団で攻撃します。

第28歩兵師団はD2でヘクス1508へ退却、第2装甲師団は突破、クレルヴォーを占領します。第99歩兵師団はD3、トロワ=ポンまで退却します。教導装甲師団がヘクス1009まで前進。第2歩兵師団に対する攻撃は4:1で結果はD2。マルメディまで後退します。第12SS装甲師団がその南、ヘクス0606まで進出しました。

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第10機甲師団は突破の守りに充てられるので、バストーニュを守れる部隊がいません。第1歩兵師団は教導装甲師団の前進を封じるためにマネーの南東へ、第7機甲師団はその西へ移動します。2個空挺師団はそれぞれマルシェ、ヌシャトゥーを守る位置につきます。

【第3ターン】
第7軍の1個師団が突破に成功。第28歩兵師団は包囲され、第1歩兵師団も包囲されてしまいました。これは痛恨のミスですが、ここに進出していないとドイツ軍の西進を許してしまうのでやむを得ないところ。このターンから第5装甲軍の移動制限が解除されるため、教導装甲師団は北上、第6装甲軍と共同でトロワ=ポンを攻めます。最北の第9歩兵師団に対しても2:1攻撃を挑みます。

第28歩兵師団は壊滅、第1歩兵師団も壊滅し、突破した総統警護旅団により第99歩兵師団が包囲されます。第99歩兵師団も壊滅、第2歩兵師団に対する攻撃はA1になりましたが、第9歩兵師団はD1になりました。

連合軍は包囲されないよう後退します。次のターンには増援が登場しないので、ユニットが削られると命取りになります。しかし南方はがら空き、パットン第3軍は突破したドイツ軍に足止めされることになるでしょう。

【第4ターン】
南方からさらに2ユニットが突破、それ以外のドイツ軍は前進。非常にゲーム的ですが、このターン終了時に特定都市から4ヘクス以内に接近すると次のターンのイギリス軍が全力で移動するため、前進を自重します。

結局、第5ターンにさらに多くのドイツ軍ユニットが突破。突破による得点は挽回のしようがないことから、ここで連合軍は敗北を認めることとなりました。

繰り返しになりますがルールの記載漏れ、お詫びいたします。今回はこういう展開になりましたが、第6装甲軍の最初の衝撃力が減じられることで、アメリカ軍歩兵1個師団の安全が確保され、バストーニュ防衛の可能性が生じました。バストーニュが守られるとドイツ軍の自由な前進が阻まれ、連合軍の増援により進撃は停止するかもしれません。

いずれにしても連合軍は拠点防御が重要になるので、ドイツ軍ユニットがどこまで移動可能なのかしっかり計算し、包囲されないよう注意することが肝心です。まさにバルジ。どのポイントを守るべきなのかをしっかり把握すれば、まだまだ戦えるような気がします。



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by yas_nakg | 2015-01-25 00:46 | Comments(2)

ConsimWorld補給成功

PayPalは駄目でしたが、クランツさんに教えてもらったショッピング・カートから送金できました。そちらも日本のポスタル・コード、電話番号が使えなかったので、ホノルルのzipコードと電話番号を使わせてもらいましたが!

送られてきたフリー・ゲームがこちら。よく考えたらこれ、福袋だよね! 圧縮されたファイルを解凍するとこんな感じ。
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『Death Before Dishonor』はサンチャゴ湾海戦の戦術級ゲーム。
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そういや以前、黄海海戦のゲームを買ったままでプレイしていませんでした。

続いて『Head Honhco』。朝鮮戦争の空戦ゲームです。
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『Indian Unity』は『Panzer Grenadier』(AVP)シリーズのモジュール。ユニットとシナリオがついていました。装甲擲弾兵と言えば、ソリテアないし協力型の戦術級ゲームのアイデアが浮かんだんですが需要はありますかね。あろうがなかろうがつくってしまうかもしれませんが。ベースは『装甲擲弾兵』(エポック)で、小隊/30分/500mのスケール。

『Tigers at Minsk』。第二次大戦の戦術級ゲームです。
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パンターしかいないじゃん!(今回提供されたのはシナリオ3なので、ティーガーは登場しない模様)

その他、「John Hill Tribute Charge」(41頁)、「Paper Was特別編集版」(87頁)がセットされていました。



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by yas_nakg | 2015-01-22 13:44 | Comments(0)

ConsimWorld Donation Drive

寄付してもらったフリーゲームをやってみた、みたいなネタを書こうとしたんですが、日本からの寄付は受け付けておられないようで残念。



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by yas_nakg | 2015-01-19 11:42 | Comments(0)

BULGE! (WaW)

こう問われると脊髄反射的にWaWのバルジと答えてしまうわけですがそれは置いておいて。
あまり語られたことのないテーマに光があたると良いですね。

ところでネイヴァル・バトルズがライセンスされそうということで楽しみにしております。
思えばモダン・ネイヴァル・バトルズの方は高校時代に友人とプレイしまくったのですが、普段ゲームをやらない友人にも好評だった記憶があります。
今は艦艇ブームがきてますからわりといけるんじゃないでしょうか。


(ベテランの初心者さん)

テーマ的にマイナーなもの、コマンド本誌の付録ではつけにくいものなどを選んでいきたいと思っています。例えばソリテア・ゲームも、付録では難しいようでも面白そうなら日本版を出版するなど。

> ネイヴァル・バトルズ
『Naval War』のほうは版権元不明につき、DVGのダンさんがデザインされたほうの『Naval Battles』となります。比較的手軽なゲームだし、『タンクハンター』も流行っているようだし、喜ばれるのではないかと期待しております。



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by yas_nakg | 2015-01-19 08:28 | Comments(0)

HZOCってなんや……

台湾『戰棋』編集長のWayne氏がFBに書かれていたんですが、日本で言うところの「家ZOC」ですね。離脱するにはより多くの「MP=Money Points」を消費せねばならない……。お父さんウォーゲーマーは大変なんです。

> 今年のこのシミュゲの付録ゲームはなんですかいの?(直球(ミルクティーさん)
『ガ島!』です。東京&四国でがっつりテストしていただいておりまして、士官学校&ゲームマーケットで販売予定となっております。コンポーネントのサンプルはここらへんから。

『このシミュ』のほうは、皆さんストライクからボールになる変化球を投げ込んできておりますが、YSGAの山内会長は162km/hのど真ん中ストレートの作品を選ばれております。先日、酔っ払って電話をかけてきた(あの時、こっちも宅飲みしていたので人のことは言えない)千葉会のyagiさんは肩慣らしで大暴投した後、外角低め一杯に入るスライダーで勝負しています。ああ、何のことかわかりませんね。興味を持ったれたらぜひ、『このシミュゲがすごい!2015』をよろしくお願いします。



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by yas_nakg | 2015-01-17 08:48 | Comments(0)

ザ★ひとばしら

個人的にDVGに『フリート・コマンダー:ニミッツ』その他注文しましたよ。ライセンスの交渉中にもかかわらず注文したものだから、ダンさんに驚かれたりもしましたが、身銭切ってプレイしないと評価もしにくいですしね。

> フリート・コマンダー・ニミッツ日本語化オナシャス!!(八兵衛さん)
そんなわけでして、やる方向で考えています。実際にプレイしてアレだったら別ですが!!

編集部の松井先生と打ち合わせをしたんですが、コマンダー / リーダー / ダウン・イン・フレームズで1作ずつ出したいよね、という方向性です。あと、『ネイヴァル・バトルズ』もいけそうな感じです。カードゲームのどれかは5月のGMに間に合えばいいなあと思っています。デスマーチ不可避。

あと、コマンドの付録にするには辛いけど、興味深いテーマの作品をヒストリカル・ノートの翻訳記事つきでS&T / WaW / MWのライセンスをやりたいね、という話も出ています。例えば『ゲーベン』とか『アンゴラ』とかあれとかこれとか。a-gameでの販売価格と同程度で。割に前向きに進んでいるプロジェクトですので、リクエストがありましたら是非!! お聞かせください。



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by yas_nakg | 2015-01-16 23:41 | Comments(1)

昨日、速報が出ておりました。

第4回「ウォーゲーム士官学校」開催決定のお知らせ

詳細はこれから詰めることになりますが、昨年と同じ場所で(場所代はかからないし)、ゲームマーケット2015大阪の前日の開催となります。昨年盛り上がった『決戦連合艦隊』トーナメントみたいなこともやれるといいですね。

そして! 遠方からお越しの方には是非ディープな大阪も味わっていただきたい。例えば

大阪人「スーパー玉出はまぁ…よう使わんわ…」

大阪の人間でさえドン引きの言うほど激安でもない激安スーパー巡りとか。大国町あたりを拠点にすれば、士官学校にもゲームマーケットにも地下鉄で行けるし、偏った異国情緒は味わえるし、夜は歩いてミナミへも行けるし、もちろんスーパー玉出だって楽しめます。あわゆる意味で安全の保証をできないことが、心苦しい限りなんですが!



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by yas_nakg | 2015-01-15 10:57 | Comments(1)

DVGはじめました◎?

DVGのダンさんと前向きな話で進んでおります。はい。

> Thunderbolt-Apache Leaderでw(ぐちーずさん)
これは! ○○リーダー・シリーズでは、『タイガー・リーダー』も出版予定ですね。

> 「Down in Flames」続編とエクスパンション含めて日本語化希望いたします。海戦もWW2仕様なんか開発していただければなどと・・・。(全田巽さん)
これはもう何としても、やりたいところですね。海戦に関しては、ダンさんが「モダン」のついていないネイヴァル・バトルズをデザインされておりまして、メイフェアやズベズダ(!)が出版しております。こちらを何とかできないかと思っております。これです、これ

> ホーネットリーダーに1票。フリート・コマンダー・ニミッツは出版されるなら、ぜひ発売を棒茄子時期に合わせて下さい。(takoba39714さん)
○○リーダー・シリーズ、熱いですね。ソリテアだけでなくマルチでも楽しめるのが理想なんですが! 『〜ニミッツ』は、まずは人柱になる予定です。

プロダクトの拠点含めて検討中でして、お求めやすい価格で提供したいものです。



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by yas_nakg | 2015-01-15 07:50 | Comments(0)

ソリテア&ソリテア

こちらでもまとめましたが、『スコードリーダー』『バトル・フォー・スターリングラード』のデザイナーで知られるジョン・ヒル氏が12日に亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

さて、デシジョン・ゲームズからWaW誌最新号が届いたので紹介いたします。『ランページ』と『スターリングラード・コールドロン』。ソリテア・ゲームです。

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『ランページ』はファレーズ包囲戦後、1944年9月末までの西部戦線のキャンペーンで、プレイヤーは連合軍を率いてライン川の渡河を目指します。9月末ということは、マーケット・ガーデン作戦も行われます。OMGといえば、ダブル・ブラインドが面倒だと話題の『マーケット・ガーデン作戦』がありますが、本作はそれをソリテア化したような印象。即ちマップ上は連合軍ユニット(=師団規模)だけが移動し、ドイツ軍ユニットは戦闘になるまで最前線マーカーで表されます。連合軍部隊がドイツ軍支配ヘクスに進入するとドイツ軍守備隊の存在判定を行い、いれば戦闘を解決します。ダブル・ブラインドでコールするようなものですね。

ファレーズ戦以降となるとドイツ軍は混乱の極みにあったわけですから、ソリテア化は理に適っています。いやブラインド化も面白そうなんですが、それ『ウェストウォール』(ウォーゲーマー)じゃん、という話。空挺作戦やドイツ装甲軍の反撃が衝立の向こう、あるいはこちらでこっそり準備されるのが楽しい作品でした。

ソリテアと言えば、この前紹介した『フリート・コマンダー:ニミッツ』(DVG)。これ、日本語化したら需要はありますかね。いやDVGだったらその前に『Down in Flames』とか『Modern Naval Battles』とか優先すべきですよね? あるいは『Hornet Leader』? と、全方位にPingを打ってみます。



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by yas_nakg | 2015-01-14 18:05 | Comments(5)

ソリテア太平洋戦争

と言っても、DVGのほうです。

Fleet Commander: Nimitz Review
Fleet Commander Nimitz

プレイヤーはチェスター・ニミッツさんとなり、太平洋艦隊を率いて日本軍と戦うソリテア・ゲームです。太平洋艦隊だけなので、フィリピンより西を気にしなくていいのはいろいろ好都合(シミュレイションの焦点を絞る上でも、コンポーネントを製作する上でも)。42-45年まで、1年ごと4つのシナリオが用意されていて、1ターンのスケールは2カ月。戦闘ボードに移行する戦闘解決システムも魅力的。

〈雲鷹〉〈沖鷹〉〈大鷹〉の3隻が軽空母扱いでユニット化されており、鷹ファンにはたまらないことになっています。が、〈那智〉が〈NASHI〉になっており、「貴様、第五艦隊旗艦の名を間違えるとは何ごとか!!」と罵られたい。

BGGのレビューを読むとなかなかそそるのですが、お値段もそそり立つ99.99USD。カウンター数はそれなりですが、シナリオ単位で見ればそれほどでもなく、ルールもそれなりの分量。

『太平洋の試練』を読む限り、少なくとも戦争序盤は日本軍が何をしかけてくるのかドキドキの連続だったようで、ゲーム・システムを相手にソリテアで、キャンペーン・レベルで太平洋艦隊を運用するというコンセプトは適切なのかもしれません。43年以降の日本軍も、合理的と言うよりは情緒的な戦いをしかけてくるので、史実や勝利条件を分析した上で挑む日本軍プレイヤーを相手にするよりは、むしろ自然なシミュレイションになることでしょう。

それにしても99.99USDか!!

DVGと言えば、『Field Commander Rommel』がMac Appで19.99USDです。こちらも気になる。



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by yas_nakg | 2015-01-08 12:27 | Comments(0)