2015年2月発売(コマンドマガジン第121号)
『Operation Battleaxe』
『GAZALA: The Cauldron』
(Revolution Games)
北アフリカ戦の作戦級ゲームの2in1 !! 『バトルアクス作戦』はプレイ時間90-120分のエリア式ゲームで、ユニット数、ターン数、マップ・サイズ全て手頃ながら両軍とも作戦的余地の大きな作品。いろんな策を試せるので繰り返し楽しむことができます。『ガザラ』は定評ある同社の『セル』
と同じゲーム・システムを用いています。チット・プルに一工夫したユニークな作品です。

2015年3月発売(コマンド・タクティカル・コンバット・シリーズ)
TANKS! 『シミュレーション入門1』収録の戦術級戦車戦ゲーム。オリジナルは東部戦線版ですが、その後に西部戦線版、アフリカ版の発売予定もあり。

2015年4月発売(コマンドマガジン第122号)
1815: The Waterloo Campaign』(GDW)
ワーテルロー戦役200周年を記念して、隠れた名作GDW社の『1815』が特別付録に! ワーテルロー戦役全体を作戦級のスケールで再現した作品で、広いマップに多くない駒、シンプルなルールが特徴。これからナポレオニック・ゲームを始めようという方にも最適です。

2015年6月発売(コマンドマガジン第123号)
東部戦線1945:ベルリン攻防戦』(オリジナル)
ハンガリー戦役1944-45』のシステムを用いた、1945年ヴィッスラ川〜オーデル川、そしてベルリンの戦いを作戦級のスケールで描きます。ベルリンが陥落すれば総統自決でゲーム終了ですが、それまでに一定の勝利得点を稼いでおかなければ西側連合軍に漁夫の利を得られてしまうため、ソ連軍プレイヤーは圧倒的な戦力を持ちつつも攻勢軸の設定に悩まされるようになっています。ドイツ軍プレイヤーは、(名称だけは)勇壮な装甲師団を使って、ソ連軍の隙を突いて機動反撃を楽しめます!

2015年8月発売(コマンドマガジン第124号)
『芷江作戦』(オリジナル、瀬戸利春デザイン)

2015年10月発売(コマンドマガジン第125号)
ナポレオン戦争シリーズ:ロシア侵攻』(Europa Simulazioni)
ナポレオンのロシア侵攻を作戦級のスケールで再現。ヘクス式のマップ&イベント・カードが用意されています。フランス軍が1812年で決着をつけようとせず、冬営するオプションもあるので、ロシア軍は焦土戦術で逃げ回ってばかりではいられません。

2015年12月発売(コマンドマガジン第126号)
『Cells』(Revolution Games)
『ストーム・オーバー・バストーニュ』(仮)




以降の予定(発売順未定)
復刻版:
『サムライ・サンセット』『ベルリン '45』
第二次世界大戦終戦70年を記念して、『コマンドマガジン(日本版)』第2号と第3号を復刻!?

Eismeer 『Nordkapp』ベースの、ドイツ海軍と援ソ船団との死闘を描く作戦級海戦ゲーム。ブラインド・サーチ。

Triumphant Return(MiH)
Clash of Titans(MiH)
Citadel: The Battle of Dien Bien Phu(GDW)
The Battle of Raphia(GDW)
Burma(GDW)
Last Gamble(DDH)
March on India 1944(Jagdpanther)
※リプリントの承諾は得ていますが、上のタイトル全てをリプリントするとは限りません。



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by yas_nakg | 2014-12-31 23:59 | Comments(33)

テリブル・タラワ

名作『Dデイ・アト・オマハ』のシステムを用いた『Dデイ・アト・タラワ』、a-gameでは瞬殺だった模様です。さすがに売り切れるんちゃうん、とじんぼ大番頭に確認したところ、デシジョン・ゲームズに再発注したとかするとか聞いております。クリスマス・イブに一人寂しく『タラワ』を実況するつもりでしたが、徹夜コース必定で明日の仕事に差し支えるので年末休暇のどこかでチャレンジしたいです。

あ、年末は実家に帰り、年始には母方の実家へ移動、2日には松山の富士教材へ行って30年後しの懸案だった『フランス '40』を購入予定なのであります。ところで、昔はウォーゲームは模型店が情報発信源だったわけで、そのへんの事情は最近のmoon Gamerさんが詳しく書かれているんですが、富士教材を拠点にされている松山六角会さんの新鋭タナック氏が所有されている『God! or Devil?』をこのタイミングで生かさない手はないんじゃないですかね。いや、まあ、ゲームとしては古臭いんですが、ちょっと現代風にリファインして。

今、手元にないんで正確なことは覚えていないんですが、火砲はA〜Eランクに分類されていて、防御力は全艦共通で40。砲のランク vs 目標の艦種(戦艦とか巡洋艦とか)でCRTが用意されていて、損害判定は2d6。結果はA〜Jのアルファベットで表され……とどうでもいいことはよく覚えていますよね。ルールの記述は曖昧で適当にプレイしていましたが(確か、距離による命中率は書かれていましたが、1門ずつ命中判定をするのは面倒なので係数として用いた記憶が──ヤマトとか、Eランク砲40門とか装備ですよ)、『宇宙戦艦ヤマト』以外の宇宙船もレーティングされていて楽しめました。

『God! or Devil?』ご存じない方も多いと思いますが、私は相当プレイしたゲームでして、バンダイ・メカコレを駒にするアクチュアル(ミニチュア)宇宙艦隊戦ゲームです。せっかく今、できの良い、しかも接着剤不要の新生メカコレが発売されているので、富士教材でメカコレを買う→3 階に上がってそれを完成させる→それをユニットにして宇宙艦隊戦に洒落こむ、とか、ガンダムビルドファイターズ的な楽しみができるんじゃないですかね、と、無責任に煽ってみたりするわけです。いや、そんな企画あったら今建艦中の蛮族の艦隊引き連れていきますよ?

ああ、そうでしたタラワです。まあ黒歴史っちゃー黒歴史なんですが、高校生の頃にタラワ戦ゲームをつくりまして。戦術戦闘における火力とモラルの重要性を教えてくれた『ベダ・フォム』(GDW)に感銘を受けまして、「タラワ戦も同じコンセプトでできるんじゃないか」と思い、システムを参考にさせてもらいました。ついでにマキン奇襲(1942年)のゲームもつくりまして、こちらはコマンド部隊の襲撃ということもあってRPGです。確か、『スペース・コブラ』(バンダイ)の奔放なシステムを参考にさせてもらったと思います。同システムで『北斗の拳』もつくりました、が、それはどうでもいい話。

そんなわけでタラワ戦には思い入れがありまして、a-gameで『Dデイ・アト・タラワ』ご購入の方に勝手に特典とか用意するのはどうでしょうかと考えるクリスマス・イブなのでした。



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by yas_nakg | 2014-12-24 22:52 | Comments(4)

コマンドマガジン第120号の付録、「シミュレーション入門1」収録作であります。前々から気になっていたので早速対戦。
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ユニット=師団規模のミニ・ゲームなので戦闘解決ダイスの目が偏ると極端な結果になるのは仕方がないとは言え(例えば包囲2:1の攻撃で、3分の1で攻撃失敗、しかし6分の1で防御側の1個師団が壊滅)、ドイツ軍強過ぎでしょうか。第7軍も元気良すぎです。結果、サン・ヴィットかバストーニュ、どちらか無血占領される勢いです。

兄貴分の『バルジ大作戦』もそうですが、連合軍はぎりぎりのユニット数で防衛線を維持し、ここを破られたら大突破を許してしまう……という状況で増援が間に合ってセーフ、または戦線を後退させて同じことを繰り返す、というのがラインの守り作戦の醍醐味かと思います。序盤、連合軍が師団規模でユニットがぽんぽん飛ばされるとさすがに大変です。第1ターンの攻撃は右2シフトの奇襲効果もあるので、ドイツ軍は移動不可、くらいがちょうどよい感じではないでしょうか。

ラインの守り作戦のミニ・ゲームとしては、WW誌の『ザ・バルジ』が良作です。これはきれいなタイ・ボンバ。

ざっくり言って、バルジの戦いは作戦級と言うよりは会戦級なので、ユニット=大隊規模くらいの準ビッグ・ゲームくらいが面白いですよね。



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by yas_nakg | 2014-12-20 09:33 | Comments(2)

円高だろうと円安だろうと、定期購読中のDecision Gamesのマガジン・ゲームの洪水は押し寄せてくるわけです。原油価格は安定高値、儲かるからルーブル持っとけっていった奴、出てこいよ!(涙目)

灯油が(少しは)安くなってぬくぬくのクリスマスのはずですが、そんなこんなで急速冷凍中のおっさんのところにもゲームを抱えたサンタさんがやって来ております。「小さなタイ・ボンバと大きなエリック・ハーベイ、どっちが欲しい?」わーお! じゃあ、小さなボンバ!!

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フランス・ファイツ・オン
イギリスが断固、ファシズムと戦い続けたように、電撃戦を喰らったフランスも元気に戦い続けたら? という設定の仮想戦。フランス軍は全力で南へ向かい、地中海に面する4港湾から北アフリカの植民地を目指すことになります。

b0142122_8222159.jpgフランス軍はマップ北端から登場。一路南下することになります。勝利条件はどれだけフランス軍ユニットを脱出できたか、及びドイツ軍ユニットに損害を与えたかで決まるので、とりあえずは無難にマルセイユに向けて走り出すことになるでしょう。

マップを見れば一目瞭然、脱出ルートは山地に挟まれた隘路一本しかありません。そこを抜ければマルセイユ、そしてツーロンがあり、さらにそこから東へ抜ければカンヌとニースからも脱出できます。

しかし、しかしです。フランス軍の進路を阻むものが2つ。1つは避難民マーカーで、これは毎ターン1-4個登場し、ドイツ軍プレイヤーが好きな場所に配置します。マーカーと同じヘクスに進入するためには余分に1移動力を消費しなければならず、それが嫌なら! 自国民を蹂躙して! 得点を失うことになるのです! ああ、狭い地峡に避難民が殺到する光景が目に浮かびます。自作萌えユニットをつくっている人は、決して蹂躙されないよう、対戦相手に合わせた超萌え避難民マーカーを準備するように!!

もう1つはドイツ軍の増援の存在で、これが厄介なことに西から現れます。山がちな北側から出すことはまずあり得ないので、回廊の出口目指してクライスト装甲集団がやってくるでしょう。いつ登場するかはランダム。最短時間でやってくると、フランス軍の先頭がマルセイユ到達前に門を閉じてしまうのではないでしょうか。

じゃあってんで、全滅覚悟でフランス軍が最初からドイツ軍とガチバトルを挑めるのが本作のいいところ。クライスト装甲集団他増援が最南部から現れると同時に北に取って返し、ドイツ軍が連携できないうちに北側を叩くという、夢のような作戦も取れ……やっぱり無謀か。いや、やってみないとわからない。中央高地(Massif Central)で逆アルデンヌだ!! と、フランス軍プレイヤーは元気よくプレイすることも可能です。

なお、カウンター・シートの半分以上は別ゲームのあれやこれやだけど、小さなことは気にすまい!

じゃあ次、大きなハーベイは?

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『レッド・タイド・ウエスト』
久々の第三次世界大戦ものです。「198X年、ワルシャワ条約機構軍は突如、西ドイツへ侵攻し……」というアレです。平成生まれには通じない話題かもしれません。和泉歴史(ゲーム)研究会の若い衆になると、ソ連何それ? どうしてドイツが東西に分割されてんの? 状態かもしれません。おっちゃんらは『198X』というアニメ映画を観て育った世代なんや!!

WP軍、NATO軍の順番で航空作戦/移動/戦闘を繰り返す(NATO軍は戦闘/移動を選択可能)、このテーマとしてはシンプルなシステムです。航空作戦では空中戦あり、対地攻撃あり。固定翼機とヘリコプター部隊とがユニット化されています。

WP軍の勝利条件は半月以内に西ドイツの軍事的・経済的拠点を一定数占領すること。NATO軍はそれを阻むこと。なんですが、忘れちゃいけない核攻撃ルール。

核攻撃には航空ユニットによる戦術核攻撃と核ミサイルとがありまして、核ミサイル発射のボタンを押すたびダイスを2個振り、その時点でマップ上に置かれているキノコ雲マーカーの数+発射した核ミサイルの数以下の目が出ればあるまげどーん。ゲーム中の各種イベントでダイスの目修正があり(例えば、WP軍が生物化学兵器を使うなどしていたらNATO軍に有利な=最終核戦争に発展しにくい修正)、修正後の目が10以上なら、何発撃ち込もうと核戦争は回避されます。もちろん核戦争を起こした側が敗北するわけですが、このシステムだと普通にプレイすると負けが確定するなら
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ボタンを押して、それまで使わずに取っておいた35発の核ミサイルマーカーを一斉発射してしまうかもしれません。あの人とかこの人とか。修正を度外視すれば6分の1の確率で最終核戦争を回避でき、だいたい30ヘクスの敵ユニットを吹き飛ばせるんだから使わない手はありません。そうすると使われた相手が負け必定の状況に追い込まれるわけで、
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という心境でしょう。※ネタ画像フォルダ開放中。

デザイナーズ・ノートにもありましたが、アルマゲドンを起こさないよう限定的に核攻撃を行うのも「あり」なら、敵に対処させない飽和先制核攻撃も「あり」ということでしょう。

なお本作にも避難民マーカーは登場し、WP軍の前進に伴い西ドイツの都市から少しずつ発生するわけですが、核攻撃が行われると一斉に避難民が発生するなど、なかなか気の重い展開となります。さんざんネタ画像を使ってきてどの口が言うと言われそうですが、80年代に多感な時期を送った者としては、安易な気持ちで核攻撃ルールは使えません(それこそ、伝説の新聞4コマ漫画の落ちになってしまう)。アルマゲドンははるまげ丼だけにして欲しいですよね、まったく!!

実はDecision Gamesのゲーム誌3誌の中ではマイナー・テーマど真ん中の『アンゴラ』が一番面白そうで、『コールドウォー:アンゴラ '87』も今度やってみようと思います。



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by yas_nakg | 2014-12-17 09:40 | Comments(2)

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選挙はあるし寒いしで、参加者数が気になるところでしたが、午後になって13名ほどとなり、会場はいつもとかわらない熱気に包まれたのでした。

この日の目的は『ディプロマシー』でしたが、なかなか7名が揃ってフリーにならなかったこと、経験者はいても「二度とプレイしたくないゲーム」と拒否されたりで、ラスト1時間30分でどうにか触りだけ楽しめました。面白かったんですが、「年に一度でいいよね」の声多数。来年の年末にまたやりましょう。

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また隊長に、来年3月のゲームマーケット大阪で販売予定の『このシミュゲがすごい!2015』付録の『ガダルカナル!』のテストにつき合ってもらいました。『アフリカ!』『ノルウェイ!』『アルンヘム!』と細長いマップが続きましたが、さすがに今回は普通のA3判のマップです。

『ノルウェイ!』に似た艦隊編成=作戦計画システムを用いており、全4ターン、各ターンに7回の作戦フェイズを行ってガ島の支配権を争います。『ノルウェイ!』は戦術海軍の戦略的運用と、戦術海軍vs戦略海軍という質の違いで面白さを出せるのですが、日米海軍の激突はいつだって戦略海軍同士の殴り合い。殴り合いの果てに恍惚が訪れるのだとしても、その過程も大事にしたいものです。

b0142122_10433211.jpgこっそり艦隊編成を行う日本軍プレイヤーの図。帽子はKさんにお借りしました。ユニット数は日本軍38個、米軍19個で、他にマーカー3個というコンパクト・サイズ。全て艦船ユニットで、地上兵力と基地機は抽象的に表されています。艦船ユニットは重巡以上=1隻のスケールで、日本軍にはお楽しみの〈大和〉も用意されています。

輸送船を含むA(Amphibious)艦隊、水上戦と艦砲射撃が任務のB(Bombardment)艦隊、空母機動部隊のC(Carrier Strike)艦隊の3種類があり、種類に応じて行える作戦が異なります。A-Cの呼称は『アクロス・ザ・パシフィック』からいただきました。

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ユニットの意匠とかこんな感じで。同人ゲームなので好きにさせてもらっております。空母はこんな感じ。
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ユニット中央に今流行りの虫が混入されているように見えますが、艦載機を示すアイコンです。艦隊空母はアイコン2つ、軽空母は1つです。

だいたいエエ感じに仕上がりつつあるとは思うのですが、何しろノリと勢いが自慢の対戦相手だったために、冷静に判断できないところも多々ありました(と、いつも隊長をネタにしていますが、ちゃんと対戦を繰り返すごとに意見をいただき、ルールの微調整を行っております)。飲まずに3回、飲んでからも5-6回は立場を入れ替えつつ対戦しております。

『ガ(省略)!』は、以前につくった『ガ島戦記』の発展簡略版なので、今回は特に『ガ島戦記』を楽しんでくださっている方にテストを頼みました。よろしくお願いいたします。

さて会場では他にいろんなゲームが対戦されておりました。
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『スーパー大戦略』カードゲームとか
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GCACWとか
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そして討ち入りの日の記念プレイ、『忠臣蔵』とか!!

その後はプチ忘年会(合同忘年会は山科会主導で開催されるんですよね!?)。最後に、皆さんに今年一番思い出に残っている対戦について語ってもらいました。以下、記憶している限りで。

『ウクライナ '44』……第1装甲軍の包囲脱出を体験したかったんじゃー!
『アルデンヌ '44』……スパを占領したどー!!
『決戦連合艦隊』……トーナメントで勝ったぞー!!
『信長包囲陣』……自宅の壁、殴ったぞー!!
『フィールド・マーシャル』……架空戦、最高!!
鎮西軍記……トーナメントで一矢報いる!!
GCACW……やっぱり面白い!!
『常徳殲滅作戦』……隊長の攻めをがっつり止めたった!!
『ディプロマシー』……今度は最後までやろう!!
『ユキムラズ・ラスト・バトルズ』……テストプレイやけど、忘れられんのや!!

などなど。そんな感じで今年もいつも通りの和泉歴史(ゲーム)研究会でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします。



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by yas_nakg | 2014-12-15 11:48 | Comments(2)