「ほっ」と。キャンペーン

ハルハ河ビール

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さばげ隊長は相変わらず強いですが、自分はすっかり弱くなりましたので、あっさりノンアルコール・ビールに転進の図。ビールの空き瓶にハルハ河の水を詰めて飲んだ須見連隊長がごとしで、ちゃんと戦っておるのです。
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by yas_nakg | 2012-08-25 08:58 | Comments(0)

ノモンハン1939

ノモンハンの戦いを1939年7〜8月の2カ月に及ぶ戦役と考えれば作戦級ゲームになりますが、部隊規模と機動を考えると戦術級ゲーム・ライクでもあります。戦略・作戦的判断を下せる立場に焦点を合わせにくいのは太平洋戦争における日本陸軍を扱うゲームの常ですね。そのため、戦術的なルールを盛り込みたくなりますが、そこをぐっと堪えます。

そんなこんなで『ノモンハン1939』のテストプレイは進んでおります。半日で4回対戦、日本軍の1勝2敗1引き分け。さばげ隊長、おつき合いありがとうございます。

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ゲーム中盤から終盤にさしかかるところ、マップを南から眺めた図。ホルステン川南岸はソ連軍に占領されているのがわかります。ハルハ河の左岸奥には依然、小林支隊が粘っておりますが、補給も切られ、完全に遊兵と化しています。ハルハ河渡河は日本軍にとって重要なイベントですが(序盤のソ連軍兵力を分散させるという意味で)、引き際を間違えると日本軍は主戦線であるハルハ河東岸で兵力不足に陥ります。

マップ上端にはソ連軍の増援が出現、日本軍を完全包囲する準備が着々と進められております。

これだけ見ると、日本軍が完敗したように思えますが、日本軍にだけ認められる「夜襲」という名のオーバーランが奏功し、ソ連軍反撃の矛先たる戦車旅団を湿地帯で撃破。この衝撃にソ連軍のモラルが加速度的に低下していき、日本軍は包囲される寸前で持ちこたえたのでした。これが第1戦で日本軍の勝利。

第2戦、「モラルが高いほうが勝ちなら、一発だけ殴って慎重策取ったら日本軍が勝てるんじゃね?」という方針で臨む隊長。もちろんそんなことはなく、ソ連軍は余裕を持って兵力と弾薬を準備、日本軍を一蹴したのでした。

第3戦はその反省から日本軍は超積極策。小林支隊にも退却は命じず、遮二無二コマツ台を目指しますが、さすがにこれは無理というもの。引き際を間違って日本軍2敗目。

1対戦、だいたい90分くらい、長考しても120分くらいで終わると思いますが、3回も対戦するとそろそろ疲労困憊。続きはまた後日にと思っていたところ、意気軒昂にも隊長は「日本軍の戦い方が見えてきた!」と、第4戦を行うことになりました。

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その言葉通り! いろいろあって戦車第1集団がハルハ河を渡河するという快挙。さすがに小林支隊と合流することはできず、またすぐに追い出されましたが日本軍プレイヤーは大いに溜飲を下げました。結局、この川又地区で激戦が展開され、両軍ともサドンデス勝利条件を満たせないままソ連軍のモラルが下がり続け、また包囲を狙って北端から出現した自動車化歩兵旅団が第7師団に返り討ちに遭って壊滅するなど、ソ連軍は士気崩壊の危機に陥りましたが、最後の最後、重砲を伴う大反撃が成功を収め、日本軍のモラルをソ連軍と同程度まで落とすことに成功して引き分けに持ち込みました。

ノモンハン戦の意義をゲームに問うとすれば、張鼓峰事件を含めた日ソ国境紛争のキャンペーンにする必要があるように思われます。両者がグランド・デザインをもってこの紛争に取り組めるのが理想なのですが、本作はもう少しピントを戦場寄りにして、日本軍プレイヤーは小松原師団長として采配を振るってもらい、その代わりソ連軍プレイヤーには物資/増援の輸送に自由度を与えてジューコフのイニシアチブを表現しております(『日露戦争』の輸送ポイント的なこの発想は、柿崎唯氏よりアドバイスいただきました。ありがとうございます)。

自国の領土についてこれまでになく関心が高まっている今だからこそ、73年前の国境紛争を振り返ってみてはいかがでしょうかと、きれいにまとめてみたいと思います。ご静聴ありがとうございました。
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by yas_nakg | 2012-08-25 08:49 | Comments(0)

ルールの章立て

※デシジョン・ゲームズ限定ですが。

章立てが20以上ある時
……90%の確率でデザインはミランダ氏。

選択ルールが「続きはwebで」になっている時
……100%の確率でデザインはミランダ氏。

1.0章が「はじめに」、2.0章が「コンポーネント」、3.0章が「セットアップとヘクスの支配」、4.0章が「勝利条件」、5.0章が「プレイの手順」の時
……90%の確率でデザインはボンバ氏。

ルール本文中、( )つきただし書きがやけに多い時
……100%の確率でデザインかルールのエディットがハーベイ氏。
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by yas_nakg | 2012-08-21 08:33 | Comments(2)

事務局よりメールがきました。ゲームマーケット2012秋に参加するなら9月10日までに申し込みせよとな。
このシミュ』は来年のお楽しみとして、『メ二号作戦』が完成すれば参加しようと思っております。プレイヤーはシュルツとなり、とっととヤマトを沈めて娘の待つガミラス星に凱旋するというソリテア、または協力型ゲームにするつもりです。あと、戦術級ゲームと『2193』(ディテールはよくわかりませんが、火星会戦)とかですね。

ヤマトと言えばオフィスの棚の上に謎の段ボール箱がありましてですね。
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本か資料が詰め込んであるんだろう、と誰も気にしてないふうなんですが、
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恐ろしいことに1/500スケールのヤマトが眠っているのです。しかも電飾を仕込んでいていろんなところが光ります! だからどうしたって話なんですが。あ、1/1000スケールのキットはもちろん買っております。積んでますが。

ゲムマ用のゲームを作れるかどうか、全ては12月発売予定の『ノモンハン1939』の製作と『東部戦線:ノモンハン・ヴァリアント』のテストプレイ(こちらのデザインは堀場氏)にかかっております。
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『ノモンハン1939』はもともと『ドイツ以外戦車軍団』の企画で始まったものですが、いろいろあってその企画が流れたため、別口でつくり直したもの。ノモンハンのゲームと言えば、有名な戦況図をもとにマップが作られておりますが、あえて南北をカット──これは資材の不足により日本軍は自由に架橋できないのに対し、ソ連軍は渡河点を選べたという優位を表すための処理です。また『マレー電撃戦』(エポック)収録の『シンガポール攻防戦』で使われたモラル・システムを用いてノモンハン戦を描きます。

最初は戦術色濃いゲームにしようと、コマンドの規格で20頁近いルールになったのですが(そらもう、対戦車戦闘はもちろん夜襲やら撃破された戦車の回収、支援砲撃や阻止砲撃、航空作戦までルール化していたんですが)、これはワイのゲームやないと全部やり直し。駒80個、コマンド規格よりも少し大きな文字サイズで8頁になりました。

で、第2回関西ウォーゲーム・ミーティングの計画。9月23日に和泉歴史研究会が予定されていて、22日から鹿内さんが大阪に来られるので、だったら22日にどこか場所を借りてミニ・イベントをやってから、飲みたい人はどこかで飲む、というのもありではないかと検討中です。やるやらない、また詳細が決まりましたらどこかで発表しますので、興味ある方はゼヒ。
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by yas_nakg | 2012-08-09 16:24 | Comments(0)

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。当日、誰が何を話したのか覚えていられないくらい盛況で、非常に楽しい時間を過ごすことができました。あわよくば『このシミュ』のネタに使おうかとも思っていたのですが、残念です(笑)。

ウォーゲーマー呑み会12-08-03
さて、ぐちーずさんが紹介してくださっていますが、当日は店内でゲームを始めるという暴挙に出ました。まあ、普段から賑やかな店なので問題ないです。サッカーの中継やっている時なんて、隣の人の話し声が聞こえないような店ですし。

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※プライバシー保護のため、画像は修正してあります。

「日本」と書かれた鉢巻きをしている猛者3名が確認できるでしょうか? 本当はこの左手前にもう一人、takobaさんが参戦しております。各人が〈赤城〉〈加賀〉〈飛龍〉〈蒼龍〉のどれかになります。

見えにくいかもしれませんが、各人の鉢巻きにはカードが挟まれています。これ、ミッドウェイ海戦で自分が沈むことになる原因です。米空母3隻、ミッドウェイ島、米航空機4種、人物4人の計12種類のカードがあり、このどれかが倒すべき敵なのです。

さて、鉢巻きにつけたカードは自分以外の3人にはわかります。そこでプレイヤーは自分のターンに、他のプレイヤーに質問を投げかけます。例えば、「これは人ですか?」といった具合。固有名詞を訊くのはNGです。すると左隣の人は「Yes」「No」で回答します。わからなければその左隣の人が代わりに回答します。正しく答えられれば1点、間違えると(他のプレイヤーの指摘を受けると)マイナス2点です。この「索敵フェイズ」が終わり、プレイヤーが必勝を確信したら「攻撃フェイズ」へ移行します。そう、カードが何かを当てるのです。当たれば10点(2番目以降は2点ずつ引かれます)、間違えると史実通りに撃沈されてしまい、ゲームから脱落します。

最終的に、米空母が生き残った数と生き残ったプレイヤー数を比べ、残ったプレイヤー数が米空母数以上ならミッドウェイ海戦に勝利、全員にボーナス点が与えられます。これを繰り返して最初に30点を獲得したプレイヤーが勝利というゲームなのです。まあ、ミッドウェイ海戦に限らず何だってこのシステムでゲーム化できるので、面白いアイディアがあったら教えてください。元ネタは『イングロリアス・バスターズ』であります。

ゲームと言ってもゲーム上の勝敗を競うよりは「いかに面白い質問をするか?」を楽しむものでもあるので、自分の額に源田実がいると思ったら「『日本も原爆持ってたら戦争で使ったはずだし、米軍が日本に核兵器持ち込んでもいいよね、てへっ』って言った人ですか?」と質問するのもありなのです。

だいたい3回も質問すれば頭上のカードの正体はわかりますが、1回でミッドウェイ島を攻略した隊長の勘、恐るべし!
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by yas_nakg | 2012-08-07 18:19 | Comments(2)