「ほっ」と。キャンペーン

新年会までまだ時間もありますし、『ザ・ラインラント・ウォー』でもやりますか、とゴリ子さんと対戦。『箱館戦争』を忘れたのが悔やまれます(なお、『箱館戦争』を今度プレイする時は、お土産で買った「土方ワイン」が漏れなくついてきます)。
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気持ちよく大阪を後にしてもらおうと思い、ゴリ子さんにドイツ軍をお任せ。

ラインラント〜アルザス=ロレーヌを占領してマジノ線を突破したドイツ軍ですが、フランス軍の反撃を受けて虎の子の装甲軍団が壊滅(いずれ補充されるんですが)。イタリアとポーランドが連合国で参戦、ギリシアが枢軸国に立つとチェコも対独宣戦布告。まさに欧州情勢は複雑怪奇となったところで、良い感じで酔いも回ってきてお開きとなりました。何かもう、いろいろすみません。
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by yas_nakg | 2012-01-24 18:58 | Comments(0)

『信長軍記』と百楽門

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バトル・オブ・レパント』対戦後、豚山ゴリ子さんと『信長軍記』を対戦しました。事前の話で、豚山さんは日本で一番この作品を研究しているだろうことは明らかだったので、酔わせてゲーム・バランスを取ろうという姑息な手段に出ました。
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酒は葛城酒造、菩提もと仕込みの「百楽門」。

日本清酒の起源は、500年ほど前に開発された「菩提もと」と呼ばれる
酒母にあるとされています。
つくられたのは、奈良市東部山間にある正暦寺(しょうりゃくじ)。
それまでは、酒といえば、「どぶろく」。
「菩提もと」によって初めて澄み酒の誕生となりました。
「天下一の酒」として人気沸騰、
信長や秀吉、家康らにも愛飲されたと言います。
──かぎろひの大和路様より

女の子を酔わせてゲームに勝とうとか、姑息なことこの上ありませんでしたが、あっさり敗退。また、『信長軍記』に貴重な助言もいただきましたので、ブースさんとも相談の上、一部ルール改訂させていただきたいと思います。

で、こてんぱんに負けてしまったので百楽門をやけ酒。酸味が強く、やや癖がある感じ。肉系のつまみが合うと聞いていたのでパストラミやサラミを肴にしましたが、どうなんでしょうか。魚と合わせてみたい気もします。

ゴリ子さんはいろいろなことに造詣が深い方で、ゲームの在り方やものづくりに対する姿勢を学びつつ、映画『風雲児 織田信長』を紹介していただいたりして、『信長軍記』同様、桶狭間で終わるこの作品、観てみたいものです。
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by yas_nakg | 2012-01-24 18:47 | Comments(0)

同じく和泉歴史研究会にて。

前回の例会で何やら『ウェイブ・オブ・テラー』が盛り上がったようでこの日も再戦されていました。和歌山勢3人が受け持つドイツ軍を、さばげ隊長1人が連合軍で迎え撃つ!
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ドイツ軍側は初期のムーブをじっくり研究されており、最大効率で連合軍戦線の薄いポイントを攻撃。対するさばげ氏は一人で全戦線を管理しなければならず、守りが疎かになってしまう箇所もあったようで(元々純粋な防戦を得意とされていませんし! 「攻めて守る」が身上)、そこをさらに試合巧者のドイツ軍に攻められて状況を悪くするという悪循環に。
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第1ターン第2カプレットにサン・ヴィットを占領されて苦しい展開となっていました。

この作品、やはり2人対2人くらいで腰を落ち着けて対戦するのが良いようです。
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by yas_nakg | 2012-01-24 08:30 | Comments(0)

和泉歴史ゲーム研究会にて『バトル・オブ・レパント』(S&T)を対戦。AMIさんがキリスト教国側を、自分と豚山ゴリ子さんがオスマン帝国側を受け持ちました。
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両軍対峙の図。12時から17時まで、1ターン10分のスケールで再現されます。1駒=2隻で両軍合わせて250個以上=500隻以上のガレー船、ガレアス船、ガリオット船が激突します。

システムは実に簡単。移動と戦闘、それにタッキングと呼ばれる回頭を交互に繰り返すことで1ターンが完了します。漕ぐなら1ヘクス前進、頑張ればもう1ヘクス前進できますが、2ターン連続での強行移動は不可。追い風を受けていれば+2ヘクスまで前進、真正面からの向かい風は+0(オスマン帝国側は+1)、斜め前からの向かい風なら+1ヘクス前進できます。移動中の回頭は60度までで実質1移動力消費。

戦闘は砲撃、小銃射撃/斬り込み、ラム攻撃(オスマン帝国側限定)。順にファイア・パワー、オッズ、成否判定で解決し、砲撃を除けば攻撃失敗のリスクがつきます。

ゲーム開始時はオスマン帝国にとって向かい風だったのが、会敵直前で追い風に! 勢いを増したイスラムのガレー船が、ラム攻撃で次々とキリスト教国の船を沈めて主導権を握る、という展開となりました。風向きがどう変わっても展開を有利にできるよう、敵の背後に回り込むのが有効な戦術となるでしょうか……言うは易しですが。
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勇戦するバルバリーゴ(塩野七生『レパントの海戦』主役)艦隊の図。しかしこの後、不運に見舞われカトリック連合艦隊左翼は崩壊。

戦闘が始まると、お互い1ターンに10隻、20隻と沈め合う大激戦。ステップ・ロスなし、当たればボカ沈という潔さ! そして勝利条件は生き残った船が多いほうが勝ちというガチンコ・バトル! 野趣に富んだ作品です。

※AMIさんご指摘の通り、ヘクス径が少し小さく、密集すると駒が扱いづらくなります。やはりデシジョン・ゲームズの駒は、指でパンチングした後、四隅をニッパーで切るのがちょうど良い感じがします。「犬耳」対策には、ヘタってきたタミヤの薄刃ニッパーを愛用しています。
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by yas_nakg | 2012-01-24 08:20 | Comments(0)

2012年1月22日に開催です。詳しくはこちら

『レパントの海戦』(S&T)やりたいけど、相手が見つからないような。見つかりました! 他に『ラインラント・ウォー』と『セカンド・バトル・オブ・ハリコフ』を持っていきます。『信長軍記』の対戦も予定しています。

当日はゲーム会終了後に新年会をやろうという話になっております。
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by yas_nakg | 2012-01-21 23:59 | Comments(0)

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強いられ……ているわけじゃなくて、『ザ・ラインラント・ウォー』の流れで『第三帝国の興亡』1938シナリオを高原氏と対戦しました。

1938シナリオはズデーテンラント割譲を要求するドイツに対し、英仏がその要求を呑むかどうか、というところから始まります。史実通りに受け入れるもよし、1938年秋から第二次世界大戦を勃発させるもよしです。史実通りなら、その後に任意で開戦することも、次の歴史的イベント「チェコ併合」のタイミングで戦争が始まることもあります。

もともと史実は歴史の可能性の一つでしかなく、偶然の積み重ねが我々の知る第二次世界大戦史を紡いだのだというスタンスでつくられているこの作品は、キャンペーン・ゲームの中でもバタフライ・エフェクトの大きなものだと言えます。政治的決断のない1939シナリオでは一つ一つの戦闘結果が(あるいはドイツ軍の電撃戦の成否が)後の展開に大きな影響を与えますが、1938シナリオでは前述の決断と開戦のタイミングがそれに加わるので、蝶の羽ばたきで嵐が起きるどころか、地球が逆転するくらいの振れ幅があります(大袈裟)。
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ズデーテンラントの割譲に対し、英仏は宣戦布告。ヨーロッパ全土を巻き込むことになる戦争が始まります。これに対しドイツは、チェコを放っておいていきなりベルギー〜フランスを襲うという手もありますが、電撃戦が決まってもパリを占領できるわけではないし、後方に大量のリア充(充足部隊)を残しておくのも不安なので、全力でプラハを攻撃することに。

なお、電撃戦の効果は選択ルールに基づいています。高梨さんは「フランスが落ちないと困るから」と、最終段階で「戦闘力半減」の効果を加えましたが、そうするとモラル・チェックが必ず失敗するという別の問題も発生するのです。

選択ルールと言えば、次号のコマンドマガジンでいくつか追加されるらしいので、興味ある方は参考にしてください……ああそうか、この時の対戦の模様も掲載されるんだった。そんなわけで以下、ダイジェストでお届けします。

1938年冬、東プロイセンからわずか2個軍のドイツ軍がワルシャワを攻撃、電撃戦をもってポーランドを征服します。1939シナリオと違い、ドイツは初期のユニット数が少ないので、この電撃戦が失敗していたらポーランド軍にドイツがフルボッコされたかもしれません。

さらに西部戦線で1年早い黄作戦を発動。ベルギーを通過してフランスに攻め込むも、BEFが頑強に抵抗します。アミアンは占領されますが、パリはBEFが死守(成功率1/6のモラル・チェックをクリア!)。突出したドイツ軍にフランス軍が掣肘を加えます。
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その後は西部戦線で殴り合い。肝心なところで電撃戦が失敗したり、東部戦線が気になって電撃戦を温存したりしているうちに、前大戦と同じ様相を呈してきました。

「西部戦線が駄目なら東部戦線で決着をつけっぺ」と、ドイツ軍はこれまた1年早いバルバロッサ作戦を開始します。
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電撃戦が見事に決まって前線のソ連軍部隊が降伏(「これって強いられですよねー」と高原氏)、後は無人の野を征くが如くでしたが、当然のように西部戦線で英仏が大攻勢に出て、奇しくも次号付録の『1940: What If?』のような状況が現出されたのでありました(ステマ!ステマ!)。

東部戦線でドイツが勝利するか、西部戦線で英仏が勝利するかの競争になりましたが、これぞ両面作戦の醍醐味!? ところがアフリカでイタリアがこけ(アフリカ軍団を派遣する暇がなかったのです)、ついに戦争から脱落するに及び、ドイツ南部に戦線が開かれることとなってたまらず終劇。
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36年開戦の『ザ・ラインラント・ウォー』はドイツの圧勝でしたが、38年開戦の『第三帝国の興亡』は呆気なく崩壊しました。はしゃぎすぎよ。

1938シナリオの勝利条件はナチス政権の継続であり、政権が崩壊するか、さもなくば事実上、ドイツがヨーロッパ全土を支配するまでプレイするという過酷なもの。どちらにしても長丁場を覚悟しなければならないので、結末に至るまでの過程、その過程で発生した偶然のバタフライ・エフェクトを楽しみたいものです。

ところで、今回の対戦ではマップの上にA3判サイズの透明アクリル板4枚を敷き、その上に駒を置いてプレイしました。こうすることでマップの折れ目を気にすることはありませんし、またアクリル板なら持ち運び可能なので利便性も高い。駒の座りも紙の上より良い感じです。ネックは撮影時にマップが反射してしまうことで、時折、胡散臭いシルエットが映り込んでいるのはそうした理由からです。
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by yas_nakg | 2012-01-18 10:36 | Comments(0)

「どうせ暇しているだろうから相手せい」
と、ライターの高原氏に命じられるまま、World at Warの『ザ・ラインラント・ウォー』を対戦することに。1936年のドイツによるラインラント進駐にフランスが待ったをかけ、欧州大戦が勃発するという仮想戦ゲームです。基本シナリオは、
ドイツ「え?」
フランス「え?」
という感じでなし崩し的に全面戦争に突入していくので両軍ともやや準備不足ですが、シナリオによっては両国が準備万端で開戦するものも。
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ラインラントにオレンジ色の爆弾マークがあるのが辛うじて見えるかと思いますが、このシンボルは「クライシス・ヘクス」を意味し、勝利条件の対象であると同時に、このヘクスを多く支配するごとにクライシス・チットをより多く引け、戦争を有利に進められる&戦争がエスカレートしていく仕組みになっています。なかなかスマートな処理。

クライシス・チットにはダイスの目を修正したり敵軍プレイヤーが使おうとするチットを無効にしたりと、戦術的に使用できるものもあれば、中立国の動向を決める政治的なものもあります。また枢軸国はブッチ、連合国はゼネスト、ソ連軍はパージと呼ばれる崩壊チットもあって、これがたまると国内情勢が不穏となり、増援と補充が消滅(枢軸国と連合国)したり、ユニット全てが消滅(パージ)したりします。

実際、この時の対戦ではソ連が枢軸国陣営で参戦したものの、次の月には粛清の嵐が吹き荒れて赤軍は消滅。欧州の力の均衡を取ろうとイギリスがドイツに宣戦布告しましたが、反戦ゼネストが英仏国内で吹き荒れてドイツがポーランドを征服したところで終戦、という、プレイヤーの意思が及ばぬところで「ラインラント戦争」は終結しました。
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▲西部戦線は両軍とも身動き取れない状態に!

キャンペーン・ゲームはプレイヤーの立場が微妙なものが多く、軍事的側面にスポットを当てるとルールの習熟度やテクニックの影響力が大きくなりがちです。本作にしても『第三帝国の興亡』にしてもそうですが、イベントや一つ一つの戦闘結果の振れ幅に一喜一憂しつつ、史実も偶然の重なりの一つの結果に過ぎないと、広い心で歴史の可能性に身を委ねるのがストレス・フリーで生きるコツかもしれません。

『ザ・ラインラント・ウォー』についてはルール上の疑問もあって(ドイツ軍が東プロイセンに初期配置できるのか、とか)Consim Worldをのぞいてみたのですが、デザイナーを交えて改定案が議論されておりました。確かに36年の時点でドイツ軍プレイヤーが最良の装甲戦術を知っているのは問題ですが、これも気にし始めると仕方がないし、史実同様の装甲戦術を部隊に学ばせようとすると史実同様の展開に縛られるしで、それなりのところで妥協するか、「新世界秩序構築のために現世の知識を持つプレイヤーがヒトラーなりスターリンなりチャーチルなりに降臨した」と考えるのが吉……ということは、やっぱりルールの習熟度やテクニックが重要で、それを抑制するための追加ルールや選択ルールが増えていって──というのが、キャンペーン・ゲームにありがちなスパイラルなんですかね。
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by yas_nakg | 2012-01-16 09:12 | Comments(0)

サイフォンの谷村さんと「パン屋さん」で遊んできました。すみません、騒ぎすぎでした(一応、自覚はある)。

昨年、ボードゲーム『信玄上洛』を出版されたサイフォンさんですが、初のボードゲーム出版にもかかわらず、しっかりしたコンポーネント&コンセプトの作品で、評判も上々とのこと。現在はルールがアップデートされ、曖昧な点をクリアもなったと聞いています。ちょうどコマンドマガジンの仕事から離れていた時期のリリースだったため、殆どチェックできていませんでした(すみません)。

サイフォンさんでは新卒入社だった社員2名がグラフィックやwebデザインを切り盛りされていますが、ついにはボードゲームのプロダクトまで手がけられるようになっており、着実に成長されているようです。谷村さんの指導が良いのはもちろん、ユーザーからのフィードバックに真摯に耳を傾け、次の仕事に生かしていこうという彼女たちの姿勢が良い結果につながっているのでしょうね。衝動的とは言え、そんな良い社長さんを刺してしまいました……。

玲花さん、オーナーさんとも話が面白く、ついつい時間が経つのも忘れてしまうほど。そのまま朝まで飲みたいところでしたが、谷村さんも自分も翌日仕事があるために後ろ髪を引かれつつホテルへ帰還。福岡は何食べても美味しいし(ゴマサバ!)、また行きたいと思います。
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by yas_nakg | 2012-01-14 11:33 | Comments(0)

(EP・CMJ別冊)装甲擲弾兵/東部戦線:拡張版
『ノモンハン1939』テストプレイ

YSGA(横浜シミュレーションゲーム協会) 例会報告

あと『東部戦線』にスターリングラード戦シナリオを、『装甲擲弾兵』のノルマンディ戦シナリオを追加すれば、「マイウェイ・トリロジー」が完成しますよ!

予告では女の子がライフルで戦闘機を撃ち落としていましたね。12,000キロの真実!

※マーカーの裏には平仮名で「こうだくみ」と書き入れること。
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by yas_nakg | 2012-01-12 08:14 | Comments(0)

新年早々インパール

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昨年夏頃から諸事情に伴い、「コマンドマガジン」誌の編集に直接的な関与ができなくなりまして、とは言っても全くノー・タッチになるわけではなく、微妙な立場であります。各方面にはご迷惑をおかけいたします。

そんなこんなで年明け早々函館に出張したり、13日には福岡へ行ったりする予定です(13日夜はパン屋さんへ行こう、と決意しつつ)。

それでも今年はなるべく多く対戦したいと、3日にはさばげ氏、麦氏と『ウェイブ・オブ・テラー』を、函館帰りの翌日には『When Tigers Fight』をプレイ。WoTは、撮影忘れて写真がありませんが、第6SS装甲軍が燃料集積所を占領、第5装甲軍がバストーニュを陥落させたところでお開き。連合軍は史実通り、もう少し果敢に反撃しないと守れない、という戦訓を残してさばげ氏宅を後にしましたが、残る二人はその後、『レース・トゥ東京』*で対戦してヒイヒイ言ったり言わされたりしたとのこと。新年早々士気が高い!

WTFはお試し対戦。日本軍にとって西部(インパール作戦)のどうにもならない重苦しさと、東部(一号作戦)の達成感のない軽さのギャップに、「今度やる時は4人で」と当てにならない約束を交わして、まだ陽も高いうちから飲みに出かけたのでした。

* 上のリンク張った時、a-gameで「品切れ」になっていたためどーいうこと? と文句をつけたら、本当に残部僅少で通販分が確保できていないとのこと(ステマじゃないですよ/笑)。ご当地&ありそうでなかったテーマ&対戦のしやすさ(インスト込みで90分くらい)、は大事な要素ですね。と言うよりは、自分が業務から外れたほうが売上げが上がるってことか!?
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by yas_nakg | 2012-01-11 08:35 | Comments(0)