2018年 01月 25日 ( 1 )

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 『モスクワ電撃戦2』の日台戦で発覚したことなんですが、鉄道移動の解釈に隔たりがありました。6.3.2の日本語ルールはこうです。

ソ連軍は、同じ場所から移動を開始し、同じ目的地まで一緒に移動する場合に限り、スタック制限(8.0参照)一杯までのユニットを鉄道移動させることができます。

 スタック制限は、枢軸軍は1個だけですが、ソ連軍は3個まで、ただし同種の兵科は2個までというもの(歩兵×2+戦車×1、または歩兵×1+戦車×2)。両軍とも後方エリア(マップ外)にはスタック制限がありません。そのため、後方エリアから鉄道移動する時は、1回の移動で後方エリアにいる無制限のユニットが1つの都市へ移動し、そこから通常移動を開始できるという解釈が成り立ってしまったのです。もちろんそうではなく、ソ連軍が1回の鉄道移動で運べるのは上限3個のユニットです。

 このルール、思い返すともともとは鉄道移動完了時にもスタック制限が適用されるというものだったのですが、それだとソ連軍の部隊展開が厳しいので、一時的なオーバースタックを認めることにしたのです。一時的なオーバースタックを認めないのであればこのような疑義は生じなかったわけですが、ルール変更時にもう少し説明を丁寧にすべきでした。ここでいう「スタック制限」は、移動開始場所だけではなく、目的地にもかかるのだと。

 この解釈違いのため、もともとソ連軍有利のこのゲームがさらにソ連軍有利だとの印象を与えることとなりました。一つの解釈違いがゲーム・バランスに大きな影響を与えるわけで、英文ルールを翻訳する時には注意していきたいと思います(戒め)。



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by yas_nakg | 2018-01-25 08:53 | 国産ゲーム【ま行】 | Comments(0)