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移動日なしの連戦

と書くと、GW中のプロ野球みたいですが。

松山六角会に参加させていただき、その日の22時30分東予発のオレンジフェリーで帰阪、翌朝6時10分に大阪南港に着。7時前に自宅へ到着しました。前日、香川に放置してきた家人は既に帰宅しており、連日放置してゲームをするのは戦略的に見て非常にリスキーなのですが、快く送り出してもらえました。バリィさん効果絶大です(センパーさん、ありがとうございます)。

当日の模様はこちら。着いていきなり酒が出てくるのはいつもながら驚かされるのですが、人生には飲まなきゃやってられないこともありますよね。往々にしてそういう話は、他人にとって何よりの酒の肴になるんですが。
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ゲームは、まだ我々の間でブームが続いている『レニングラード包囲戦』です。前回の対戦でシナリオ5「北方軍集団の壊滅」はドイツ軍必敗ちゃうか、という話になり、その後、研究して「もしかしたら負けないかも」というレベルの作戦を思いついたので、そのお試しです。
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1943年末からの冬季反攻で、赤軍はレニングラードを完全に解放します。史実では翌年1月までドイツ軍はレニングラード前面で粘ったようですが、ゲームではほぼ不可能。粘れば粘っただけ、歩兵師団はミート・グラインダーにかけられてしまいます。そこで最小限の部隊で戦線を保持して後退する……を繰り返し、雪が溶けた頃にペイプシ湖の南に短く厚い戦線を張る、という方針で臨みます。事前の打ち合わせで、ドイツ軍がつまらないミスをした場合は置き直しさせてください、と懇願してあります。そうでないとその時点でゲームが終わってしまうから。

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結果はまたもドイツ軍の敗北で、(1)1ターンに犠牲にしてもよい歩兵連隊数の計算を間違えたこと、(2)事前に決めていた戦線後退のタイミングを2回も逸したこと、が敗因でした。そうした方針をきちんと守っていれば、もう少しうまく戦えたかもしれません。

しかし末期戦ファンにはたまらない絶望感に魅了されたのか、隊長が「わしがドイツ軍を受け持ったる」と宣言、ひーひー言いながらプレイしておりました。ソ連軍が圧倒的に有利なシナリオですが、ドイツ軍にはまだ防ぐ手があるのではないかと思わせる、怪しい魅力があります。アフターを期待してボトル何本も入れるようなもんですかね。

第3戦はシナリオ2。タイフーン作戦のために装甲師団を引き抜かれた後の北方軍集団の戦いで、ドイツ軍の限定的な攻勢とソ連軍の冬季反攻、それに対するドイツ軍の反撃が楽しめるという、盛り沢山の状況設定です。が、
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隊長、飲み過ぎでございます。おわかりでしょうか、ウィスキーの瓶が空になっております。アルコールの勢いに任せた総花的攻撃がうまくいくはずもなく、突出したところを、レニングラード要塞を破壊して転進してきたドイツ軍装甲師団の反撃を受けます。軍単位で包囲され、戦線を突破されてチフヴィンも占領されてしまいます。赤軍らしいと言えばそれまでですが。
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このシナリオは9ターンの長さで7ターンから冬季ルールが適用されます。天候変化を踏まえた戦略のグランド・デザインが求められるシナリオなのです。

隊長、自分そろそろ別のゲームをプレイしたいんですが。



by yas_nakg | 2014-05-07 09:51

歴史系ストラテジー・ゲームの話が中心です。


by yas_nakg
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